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【授業紹介Vol.2】「楽しくなければ、やったところで知れたもの」~株式会社ディアーズブレイン小岸代表取締役の講義が行われました

立命館大学政策科学部は、株式会社ディアーズブレインとの科目開講協定を結び、「ヴィジョン特殊講義(企業経営事例分析)」において、経営陣・幹部社員の皆様を講師として派遣して頂いています。株式会社ディアーズブレインは、立命館大学経営学部出身の小岸弘和氏が2001年に設立し、2004年からゲストハウス型ウェディングの事業展開を始められ、現在、結婚式場を全国23ヶ所で運営、年間5千組の結婚式を行う企業です。

毎年数千組の幸せを担う、その結婚式場の経営理念は、「楽しくなければ、やったところで知れたもの」です。その背景にある、もうひとつの意味は、「楽しむためには強くなければならない。組織も人も強くなればなるほど、仕事を楽しめる」です。

このような経営理念がどのように経営者、会社の経営幹部から従業員に浸透し、それぞれの現場でどのように実践されているのかという点について、2024年4月から13回、代表取締役の小岸氏を筆頭に経営企画、人材開発、店舗企画開発、マーケティング、調理、営業管理、店舗営業など全部門から経営幹部や部門責任者11名より講演して頂きました。 

講義の終盤の7月11日、小岸氏に2度目の登壇頂きました。当日は、ディアーズブレインを通じて企業経営を学んだ受講生から90分間に及ぶ質疑応答が展開されました。26グループからの、人口減少社会でのウェディング事業経営の方針、ディアーズブレインの組織や人材育成、リーダーシップ、経営者の心構え、そして小岸氏の起業以前のキャリアなど、様々な質問に対し、小岸氏からは、言葉を丁寧に選んだ、分かり易い回答を頂きました。受講生は、数百名を超える従業員を有する企業の経営者に直接質問するという経験ができました。質問を繰り出す受講生とそれに回答する小岸氏の向き合った、凛とした、一体化した教室の雰囲気は、印象深いものでした。受講生の過半数が政策科学部の1回生でしたが、企業経営は人、すなわち、チーム作りだと学んだはずです。

ご登壇いただきました小岸さん、ディアーズブレインの皆様、ありがとうございました!

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文責:服部 利幸

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