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OICで絶滅危惧種のキツネ発見!桜井准教授の調査がテレビで紹介されました

政策科学部の教員が実施した調査より、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)を、キツネやテンをはじめとする食肉動物が利用していることが分かりました。調査したのは政策科学部の桜井良准教授と政策科学部 授業担当講師の高畑優 研究員(OIC総合研究機構所属)。2025年の1月から2か月ほど、キャンパスに自動撮影カメラを設置した結果、キツネ、テン、タヌキなどの野生動物が撮影されました。

特にキツネは大阪府の絶滅危惧種に指定されている希少な動物ということもあり、「都市部」に位置するOICに生息していることは、研究者の予想を覆す大発見となりました。
この発見がNHKおよび関西テレビのニュース番組で紹介されました。

NHK大阪放送局「ほっと関西」2025年5月22日放送
「市街地のキャンパスにキツネなどの生息を確認 大阪 茨木」
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250522/2000094139.html

関西テレビ「newsランナー」2025年5月27日放送
「ネコと争う姿も 大阪では絶滅危惧種 市街地に出没するキツネ 都市での目撃増加に専門家も驚き



今回、野生動物が撮影されたのは、通称「里山エリア」。2015年に更地からできあがったOICにおいて、地域住民や教職員、学生が一緒になって取り組む「コミュニティ共創プロジェクト」として、10年かけてつくりあげた緑地エリアです。多くの野生動物が生息していることは、プロジェクトの成果といえます。

番組放送後は近隣住民の方から、キャンパス以外でもキツネを見たとの目撃情報が寄せられています。
桜井准教授は「病気がうつることもあるので、キツネなどを見かけても不用意に近寄らないでほしい」と呼かけています。

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