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B面こそ学びの舞台-来春開講のアドベンチャーワールドの講義に向けたパーク訪問-
2026年春期に開講される「ヴィジョン特殊講義(アドベンチャーワールドの飼育現場からの学び)」の準備のため、9月8日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドを訪問しました。
この講義では、飼育の現場に立ち、展示動物とお客様の間をつなぐ飼育スタッフに注目します。日々の知恵や工夫、積み重ねられた経験を改めて整理し、事例から実証的に学ぶことが目的です。受講生は、そこで得られる示唆をもとに自らのアイデアを広げ、課題を見つけて解決へとつなげる知識を身につけていきます。
訪問当日は、獣医師や飼育員、施設管理の方々、そして従業員食堂のスタッフまで、多様な現場のお話を直接伺うことができました。また、普段は一般公開されていないバックヤードを案内していただき、舞台裏の数々を間近で見る貴重な機会となりました。
実際に足を運んでみて、バックヤードへの関心はさらに深まりました。レコード盤の例えで言えば、パークには表のA面と裏のB面があり、どちらにも学びがあります。そして今回は、私たちにとってバックヤードこそがA面に感じられたのです。
さて、「アドベンチャーワールドの飼育現場からの学び」はどんな授業になるのでしょうか。ぜひ楽しみにしていてください。
文責 服部利幸