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本学部の太田先生(助教)による2013年度の英語209の授業の1コマが、雑誌『近代盆栽』2014年3月号に掲載されました

本学部の太田先生(助教)による2013年度の英語209の授業の1コマが、雑誌『近代盆栽』2014年3月号に掲載されました。

担当の太田先生に聞きました。

Q) この授業の概要を教えてください。

A) この授業はリスニングを行いますが、全15回のうち3回分で、ゲストスピーカーによる講演を聞くことになります。
ゲストスピーカーは、禅や茶道のような日本文化を極めている英語話者で、話の内容は、日本文化の紹介です。
この雑誌で取り上げられた回は、雑誌名のとおり、盆栽を対象にしています。
日本文化として世界中で注目されていますが、多くの方は盆栽が何でどのような点が日本的なのか知りません。
それを、プロとして実施されている方に紹介いただきました。

Q) この授業の目的はどのようなものですか?

A) 授業の目的は、日本人でありながら詳しく知らない日本文化を、英語で外国の方から学ぶことによって、日本文化の魅力を見直し、深く理解することができるようになることです。
日本のことをよく知るためには、外国から見つめることがとても大事だと思います。
私が留学したり、海外に調査に行ったりすると、いつも感じていることです。
これを、英語のリスニングを通じて実施する、一石二鳥の講義になります。

Q) 授業の効果はいかがでしたか?

A) 授業の効果は、直後の感想文で把握しています。全ての内容を完全に理解できていない学生もいますが、雑誌記事にもあるように日本人よりも日本文化に詳しい英語話者に対して、尊敬のまなざしをもつとともに、今後の自らの学びの幅を広げようという熱意も感じられました。
また、映像を駆使したプレゼンテーションであったため、理解が進んだ部分もあるようです。
 講演の後の質疑応答でも、積極的にコミュニケーションを取ろうとしている学生がたくさんいました。

Q) 学生に対してメッセージをお願いします。

A) 今後、海外に羽ばたいて政策を形成していく皆さんが、日本の文化を内からも外からも多面的に見つめられるようになり、英語話者と豊かなコミュニケーションを取れるようになってほしいと願っています。

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