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立命館大学政策科学部・東北財経大学公共管理学院共催の国際シンポジウム「公共政策と社会マネジメントのイノベーションと発展」が開催されました

2014年5月17日(土)から18日(日)にかけて、立命館大学政策科学部・東北財経大学公共管理学院共催の国際シンポジウム「公共政策と社会マネジメントのイノベーションと発展」が東北財経大学にて開催されました。

本シンポジウムは17日午前の特別講演、午後のテーマ報告、および18日午前のグループディスカッションによって構成され、日本と中国から約30名の学者が報告、討論に参加し、公共管理学院から約100名の学生が出席しました。特別講演において、政策科学部長重森臣広教授は「イギリス救貧法史における1834年と1869年-政策イノベーションの歴史的事例-」を、テーマ報告においては、副学部長西村陽造教授は「円と人民元の国際化-アジアにおける通貨・金融協力へのインプリケーション-」を、藤井禎介准教授は「イノベーションの政策、政策のイノベーション」をそれぞれ報告し、副学部長田林葉教授、周瑋生教授、楊秋麗講師がディスカッションに参加しました。



立命館大学政策科学部と東北財経大学公共管理学院は、2010年に国際交流協定を締結して以来、執行部の相互訪問、学生交流、教員間の共同研究を含む多様な形式で友好関係を深めてきました。2013年5月に、政策科学部の関係者が東北財経大学公共管理学院を訪問した際、両学部は国際シンポジウム共催について意見交換し、記念すべく第1回目の国際シンポジウムは、両学部の研究領域の類似性、および中国社会の発展にとって、喫緊に解決しなければならない社会問題についての研究の必要性が高いことから、「公共政策と社会マネジメントのイノベーションと発展」というテーマに決定しました。今回の国際シンポジウムは東北財経大学において開かれましたが、以降毎年立命館大学と東北財経大学において交互に開催されます。第2回目の国際シンポジウムは2015年秋に立命館大学新キャンパスOIC(大阪いばらきキャンパス)にて開催される予定です。



大連滞在中、政策科学部の参加者は東北財経大学公共管理学院のほか、同大学国際漢語文化学院、国際交流処、および大連理工大学の寧桂玲副学長、国際部、人文学部、管理経済学部を表敬訪問し、今後の学生交換、共同研究、国際教育、国際交流の展開について、意見交換し、今後の展開について話し合いを持ちました。

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