海外での学び

海外留学

A.Y さん

  • 所属学部:政策科学部
  • 留学国:韓国
  • 留学先:海洋大学
  • 留学期間:半年間
  • 留学時期:2025年度、参加時3回生(5セメ目)

留学を決めたきっかけ

最初はK-POPをきっかけに独学で韓国語の勉強を始めましたが、次第に言語そのものや文化、国の雰囲気にも強く惹かれるようになりました。飽き性な私にとって、長く関心を持ち続けられるものに出会えたのは初めてのことで、学生生活が終わる前に、一度その「好き」に思いきり浸ってみたいという気持ちから、留学を考えるようになりました。

また、韓国語に関しては、TOPIKで測定できるような学力と、実際の会話能力の間にギャップがあると感じており、特にスピーキング力を現地で実践的に伸ばしたいという思いも、留学を決めた大きな理由の一つです。

海に囲まれた学校でした

現地での生活、授業

現地では2人部屋の寮で生活していました。新築の建物だったため、部屋はとても綺麗で広く、快適な寮生活を送ることができました。基本的には同じ国籍同士でルームメイトが組まれており、私のルームメイトも日本人でした。

食事は1日2食分の学食を契約していたため、普段は学食を利用していましたが、外食をしたりコンビニで買って済ませたりする日も多くありました。中でも、学食の料理がとても美味しかったことが印象に残っています。

授業は現地の学生に混ざって、すべて韓国語で受講しました。もともと高い韓国語能力を求められないプログラムだったため、当時TOPIK5級を所持していた私は「ある程度対応できるだろう」と思っていたのが正直なところです。しかし、実際に現地の学生と同じ内容を受けるのは決して簡単ではなく、毎時間の授業でPAPAGOを駆使していました。それでも、教授や友人たちの手厚いサポートを受けながら、楽しく学ぶことができました。

時間割には余裕があり、火曜と金曜は全休だったため、他の日も比較的自由な時間が多くありました。友達と出かけたり、ゆったりと日常を楽しんだりする時間を十分に確保できたことも、留学生活の中で大きな魅力の一つでした。

授業の様子
チキンを食べながら友人たちとテスト勉強

留学で得たこと、そしてこれから

留学生活を通して、私が常に大切にしていたのは、「迷ったらやってみる」という姿勢でした。もともと私は、石橋を何度も叩いて渡るような、慎重、言い換えれば臆病な性格です。この留学自体も、たくさん悩んだ末に決断したものでしたが、せっかくの機会を無駄にしたくないという思いから、自分にこの“マイルール”を課して日々を過ごしていました。

これまでの私なら避けていたであろう、食べたことのない料理、難しそうな授業、初対面の大人数での集まりなどにも、すべて挑戦しました。そしてその中で、「やらなければよかった」と後悔したことは一度もありません。異文化の中で得たさまざまな発見は、すべて自分の糧となり、次の挑戦に向かう自信へとつながったと感じています。

そんな毎日を過ごす中で、韓国語の実力も自然と伸び、最終的にはTOPIK6級という、目に見える成果を得て帰国することができました。そして何より、現地で出会ったルームメイトを始め、学部の友人たちとの出会いが、私の価値観や考え方に大きな刺激を与えてくれました。

韓国という国や言語の魅力も、これまで以上に深く感じられるようになり、「これからも関わり続けていきたい」という気持ちが、より一層強くなりました。

学園祭にゲストでラッパーが来た時の様子
体育祭

どれぐらいの費用がかかったか※派遣時のレートや個人差があるので、
あくまでも参考(主な出費の内訳)

  • TOTAL70万円
  • 交際費1.5万円/月
  • 食費3万円/月
  • 渡航費5万円
  • 住居費4.5万円/月
  • 教科書代3千円

※渡航後に海外チャレンジ奨学金から25万円(半年)支給
※交換留学は学費相殺のため留学先大学への学費支払いは不要ですが、留学中も立命館大学へ学費を納める必要があります

とある1日

  • 8:00起床
  • 10:00授業開始
  • 12:00昼食
  • 17:00授業終了
  • 18:00夕食
  • 19:00帰宅
  • 20:30課題など
  • 25:00就寝