重点研究領域

エネルギー領域

エネルギー領域

エネルギー需要の急激な増大による化石燃料の枯渇危機に挑戦するエネルギー技術の研究開発に主眼を置き、新エネルギー獲得技術、省エネルギー化技術、および、これらの国際規格に関する研究・開発を行います。

材料・資源領域

材料・資源領域

開発途上国の急激な発展により生じる材料資源の枯渇危機に挑戦する新材料の研究開発に主眼を置き、材料減量化技術、新リサイクル技術、および代替材料の探索を行います。

環境領域

環境領域

20世紀後期のダイオキシン問題に代表される地域環境問題の克服に挑戦する工学的・文理融合的アプローチに主眼を置き、健全な物質循環による地球環境の保全および汚染物質の除去・分解による地域環境の保全研究を行います。

食料領域

食料領域

地球規模での人口増加による食料危機に挑戦する農学・工学連携および文理融合による総合的研究開発に主眼を置き、食料生産環境の整備および改善・高品質・高収量食料生産技術の向上、共生・循環型社会の実現に向けた取り組みを行います。

安全・安心領域

安全・安心領域

20世紀社会の高度化と共に、地球規模での安全・安心の確保の薄らぎに対し、安全で安心な社会の構築に挑戦する異分野融合型の研究開発に主眼を置き、情報系・センサシステム系防災技術、防災・景観を考慮した街づくり、文化財保護に関わる新しい視点での研究を進めています。

医療・健康領域

医療・健康領域

急速な少子高齢化による社会構造の変化の中、健康長寿社会の実現への挑戦に主眼を置き、予防・健康増進医療技術、個別化医療技術の開発、および安心と納得の医療システムの構築を行います。

人・生き方領域

人・生き方領域

「豊かさ」を個人の心的な面や生き方から捉える領域。精神・身体・生活環境の違いを認め、それぞれの個性・能力を発揮できる非物質的豊かさに満ちた社会の実現に資する研究や人の行動、認知、発達などの研究を通じ相互理解の促進や価値観の創出を目指します。

平和・ガバナンス領域

平和・ガバナンス領域

新たな時代における平和な社会を構築する領域。社会貢献が大学の使命のひとつとして位置づけられている現在、国際社会、地域社会と連携して、あらゆるレベルでの対立や差別などに対して、その原因を究明するとともに解消し、豊かな社会の構築を実現することが求められる。例えば、地域社会における行政・自治体、コミュニティ、広義のガバナンスのあり方の見直し、紛争後に当事者同士が安定した関係を構築するための方策の検討、新たな平和概念の構築などの課題である。また、新たな感染症、災害、環境問題などのグローバルな広義の安全保障もこの領域の重要な課題です。

日本研究・地域研究領域

日本研究・地域研究領域

「世界のなかの日本」という広がりにおいて「持続可能で豊かな社会」を追究する領域。わが国がこれまで持続してきた要因を、思想・宗教、歴史・文化・地理、文学・美術・芸能、政治・社会システム・法体系、経済、市場、企業、ものづくりなど多様な側面から捉え、社会の持続可能性とは何であるか、あるいは豊かさを構成する要因について探求することで、「持続可能で豊かな社会」の構築を目指す。グローバルレベルでの「持続可能で豊かな社会」の実現に対し、文化的な寄与も含む世界における日本の位置付けを示す研究成果を創出します。

基盤・融合新研究領域

基盤・融合新研究領域

ディシプリン毎に蓄積された研究成果や知見に立脚しつつ、各ディシプリンの研究活動を発展させ「持続可能で豊かな社会」の構築に寄与する基盤型または学際型研究領域、およびこの数年で我が国、世界の国々で顕著となった課題を対象とする研究領域で他の研究領域に該当しないものを対象とします。