水再生循環によるアジアの水資源開発研究拠点
- 拠点リーダー
- 理工学部環境システム工学科 中島 淳 教授 (写真 右)
- グループリーダー
- 理工学部建築都市デザイン学科
近本 智行 教授(写真 左中) - 理工学部環境システム工学科
橋本 征二 教授(写真 右中) - 政策科学部政策科学科
仲上 健一 特任教授(写真 左)
- 理工学部建築都市デザイン学科
プロジェクト概要
世界が直面する水問題を緩和する
水の再生・再利用による新しい循環系の創出を目指す
本研究拠点では、世界が直面する水問題を緩和し、将来にわたって持続可能な水の供給を実現することを目指し、水の再生・再利用による新しい水循環系を創出しようとしています。研究では、水再生技術や水循環システムのイノベーションを中心に据えながら、再生した水を建築の環境設備や景観デザインとして再利用する方策を探究し、また処理過程で発生する汚泥や廃棄物を再生利用させる道筋も検討します。さらに地域マネジメントや政策をも統合することで、さまざまな政治・社会・経済状況の国や地域に実装可能な水環境システムを提案します。
水の再生循環に関わる技術革新を軸に
水の再利用、資源循環、マネジメントも研究
研究は、水再生循環グループ、グリーン空間創造グループ、資源循環グループ、そして水資源環境政策グループの4つで進めています。
アジア太平洋地域で水循環システムの適用を担う
人材を育成することも拠点の役割
今後、アジア太平洋地域に私たちの開発した水循環システムを適用していくためには、現地でそれを担う人材が欠かせません。本研究拠点では、アジア太平洋地域から多くの留学生や、世界の開発途上国などで水に関わる仕事に携わってきた若手研究者を積極的に受け入れ、人材育成に努めています。本研究拠点での研究を通じ、世界で実践する担い手が育つことを期待しています。
研究期間
2013年10月~2017年3月
研究活動進捗・成果
本研究拠点が目指す成果イメージ図