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2024.06.26小林洋一グループリーダーらの研究成果がドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載|難分解性のPFASを可視光で温和に分解する技術の開発 -持続可能なフッ素リサイクルに繋がる成果-
R-GIRO 第4期研究プログラム「物質の時空間制御を実現する有機資源の有効活用」プロジェクトのグループリーダー
小林 洋一教授(生命科学部 応用化学科)、グループメンバー 岡安 祥徳助教(立命館グローバル・イノベーション研究機構)らの研究チームは、きわめて難分解性で、高い環境・生体蓄積性をもつパーフルオロアルキル化合物(PFAS)、および非常に安定性の高いフッ素樹脂として知られるナフィオンを、室温・大気圧下で可視光線を照射するだけで温和にリサイクル可能なフッ化物イオンにまで分解する技術を開発しました。
本研究成果は、2024年6月19日19時(日本時間)にドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載されました。
論文情報
・ 論文名 : Multiphoton-driven Photocatalytic
Defluorination of Persistent Perfluoroalkyl Substances and Polymers by Visible Light
・ 著者 : 有馬佑蔵、岡安祥徳、吉岡大祐、永井邑樹、小林洋一
・ 発表雑誌 : Angewandte Chemie International
Edition
・ 掲載日 : 2024 年6 月19 日(水) 19:00(日本時間)
・ D O I :
10.1002/anie.202408687
・ U R L : https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1002/anie.202408687