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教員紹介

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李 明香准教授 LEE Myonghyang

所属学科
建築都市デザイン学科
研究室
居住環境研究室
学位
博士

経歴概要

2008年3月 京都府立大学環境デザイン学科住環境専攻 卒業 2011年3月 京都府立大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻博士前期課程 修了 2014年3月 京都府立大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻博士後期課程 修了

研究について

研究分野・テーマ

省エネルギー建築、健康で快適な居住空間の提案

研究キーワード

居住環境、省エネルギー建築、快適性、健康性、耐久性

研究概要

「住環境デザイン」、「機能デザイン」という観点から、生活に大きく関わる建築の省エネルギー性、快適性、健康性、耐久性について研究を行っています。また、生活者(人間)の視点を大事にして、我慢をしない省エネルギーの実現を目指しています。主な研究内容は、①自然エネルギーを利用したパッシブ/アクティブ建築の提案、②高機能建築の省エネルギー性能、③建築全体の熱環境・熱負荷シミュレーション、④建築外被システムの防露評価、⑤建築系と人体系の連成解析による居住性能評価、⑥人体生理を考慮した温冷感評価指標の作成、⑦居住性能を考慮した空調機器の運転指針などに大別され、建築環境・設備に関する諸問題に取り組んでいます。

  • 厚板赤松の蓄熱・調湿性能を有した高機能住宅

インタビュー

研究者になったきっかけ

建築に係る大学に進学し、建築の中でも環境設備という分野に出会い興味深い研究に巡り合えたことが研究者になったきっかけです。特に、建築内で生活する居住者の心理/生理に面白みを感じたことが、修士、博士に進学した決め手になりました。また、ご指導いただいたたくさんの先生方や先輩の背中を見て、私もそうなりたいと思い研究者の道を目指しました。

受験生へのメッセージ

近年では地球環境やエネルギー問題が世界の喫緊の課題になっています。建築環境・設備もこれらの問題解決のための重要な研究分野となります。人は多くの時間を建物内で過ごすため、快適性や健康性を求めるとエネルギーを使うことになります。我慢のない快適空間・健康空間と省エネルギーを両立させるには、建築的工夫とエネルギーの使い方が大事な問題となります。研究室ではこれらの研究テーマを通じて自らの考えや研究成果を発信できる、すなわち問題の本質を見きわめ解決できる人材を育成しています。

関連リンク