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教員紹介

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平井 豪講師 HIRAI Takeshi

所属学科
物理科学科
研究室
実験工房
学位
博士(工学)

経歴概要

1995年 京都教育大学教育学部理学科 卒業 1997年 京都教育大学大学院教育学研究科教科教育専攻修士課程 修了 2002年 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士後期課程 修了

研究について

研究分野・テーマ

光エネルギー変換

研究キーワード

電子・正孔対(励起子)生成、発光

研究概要

私は,光と固体が関わるエネルギー変換について研究しています.具体的には,光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池や,その逆に電気エネルギーを光エネルギーに変換する発光ダイオードなどのエネルギー変換デバイスに使われる材料を研究しています.特に,1つの光子で,2つ以上の電子と正孔がつくられる過程を利用することによって,エネルギー変換デバイスの性能を飛躍的に向上させることを目指しています.最近では,放射線であり光の仲間でもあるX線やγ線がもつエネルギーを,光あるいは電気エネルギーに変換する材料の研究に力を入れています.

インタビュー

研究者になったきっかけ

私は,大学3回生までは中学校の先生になることを目指していたのですが,大学4回生の卒業研究で,研究の面白さにハマってしまい,研究者を志すようになりました。実は,小学校のころには,天文学者や生物学者になりたいという夢は持っていたのですが,自分が好きなことをしているだけ(はっきり言ってしまえば,遊んでいるだけ)でお金ってもらえるのかなと変に現実を直視してしまったために,職業としてイメージしやすい中学校の先生に目標がシフトしていきました。しかし,遊んでいるだけでも,その面白さを発表や論文を通して他のヒトにちゃんと伝えて認めてもらえれば,お金を稼げるんだ,それが研究者という仕事なんだと大学で気づいたことで,今では,研究者として遊んで暮らしています.

受験生へのメッセージ

みなさんが,試験で,これまで解いてきた,そしてこれから解く問題は,答えが1つに決まっていて,しかも出題者が答えを知っているものです.しかし,大学では,答えをまだ誰も知らない問題に取り組むことになります.しかも,問題そのものも自分で見つける必要があるかもしれません.さらに,その答えもすぐに正しいかどうかがわかるものではなく,多くの人たちの力を借りて検証を重ねながら,徐々に正しそうな答えがつくられていくことになります.このような活動を通して新しい知識を生み出す営みが,まさしく研究,あるいは,学問なのです.社会では,まだ答えの出ていない,しかも正しい答えがあるかどうかもわからない多くの問題に出会うことになります.そういう問題に出会っても,怯まずに取り組んでいけるような力を,是非,ここ立命館大学で身に付けてもらえたらいいなと思っています.

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