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教員紹介

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本永 翔也助教 MOTONAGA Shoya

所属学科
数理科学科
研究室
多羅間研究室
学位
博士

経歴概要

2017年3月 京都大学工学部情報学科 卒業 2018年9月 京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻修士課程 修了 2021年11月 京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻博士課程 修了

研究について

研究分野・テーマ

力学系理論、常微分方程式論

研究キーワード

連続力学系、ハミルトン系、近可積分系、Melnikov解析、エルゴード最適化

研究概要

時間発展規則に従って状態変化するシステム(力学系)について研究しています。身の回りの様々な現象に対する数理モデルの振る舞いを調べる際に、力学系理論は非常に強力であり、応用例としても、天体の運動・ロボット制御・交通渋滞・感染症の流行等の解析など、時間発展規則があれば至る所に現れます。現象を数式で表した際は一見そっけなく感じられますが、力学系理論ではその幾何学的・漸近的な挙動に着目することで、生き生きとした多様なダイナミクスが見えてくる面白さがあります。 私自身の興味(の一つ)は、古典力学に由来する常微分方程式が「解けること(可積分性)」とその解の「ダイナミクス」の関係を明らかにすることです。

インタビュー

研究者になったきっかけ

中高生の頃から数学は好きでした。特に、周りの学友達からいろいろな質問を投げかけてもらう中で自分にはない視点・発想・考え方を沢山もらえた経験が、学ぶ喜びに繋がっていたように思います。数学を使って社会の役に立ちたいと思い、大学では工学部に入りましたが、カリキュラムの中で行った制御工学実験において、理論を支える数学の強力さに衝撃を受け、それからは次第に数学そのものに傾倒しました。研究室に入ってから本格的に数学に取り組み出すと、先生方や先輩・同期に恵まれたこともあって、周りの人々が話してくれる理論や定理の中に隠れた様々な格闘や喜びを度々垣間見ることができました。そうしていくうちに徐々に研究者になりたいという気持ちができていったように思います。

受験生へのメッセージ

数学は紀元前より続く人類の格闘の結晶です。それぞれの時代、それぞれの地域において、時には実際的な問題を解決するために、また、時には知的好奇心を豊かにするために、幾人もの人々が知恵を絞り、議論し合い、伝え合って、現代へと繋がっています。一つ一つは単純な考え方であっても、現代数学はそれらを複合的に組み合わせることでそれまで全く予期できなかった様なことを明らかにし、私達の身の回りで活用されています。自然現象の解明に限らず、社会システム・経済システムなど、その活用先は様々です。 数理科学科では、こうした現象の解明・社会への応用・知的好奇心など様々な観点から数理的思考を培うことができます。そうして得た数理的知識・知見は10年後、100年後に繋がっていくかもしれません。未来の科学技術の基盤を一緒に覗いてみませんか?

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