青木 和雄教授 AOKI Kazuo
- 所属学科
- 建築都市デザイン学科
- 研究室
- 建築構造・生産研究室
- 学位
- 博士(工学)
経歴概要
1987年3月 名古屋大学工学部建築学科 卒業 1989年3月 名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程 修了 1989年4月 株式会社竹中工務店入社 2022年3月 京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程 単位取得満期退学 2026年4月 立命館大学建築都市デザイン学科 教授
研究について
- 研究分野・テーマ
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伝統木造建築の耐震性に関する研究、建築品質の向上に関する研究
- 研究キーワード
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伝統木造建築、文化財保存、AI活用
- 研究概要
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重要文化財に代表される伝統木造建築を対象として、耐震性評価および耐震性能向上に関する研究を主に行っています。重要文化財木造建築は、我が国の貴重な文化遺産であり、その保存と安全性確保の両立が求められています。その耐震性を適切に評価するためには、建物の立地で想定される地震動の特性を把握するとともに、地震時における建物全体の応答(揺れ方)、さらに柱・梁・接合部など各部材の挙動や破壊メカニズムを詳細に解明する必要があります。これらを通じて、文化的価値を損なうことなく安全性を向上させる耐震技術の確立を目指しています。 また、生産分野では、構造設計・工事監理の実務経験を活かし、建築構造物の設計・施工品質の向上を目的として、AI技術の活用に関する研究にも取り組んでいます。
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国宝東大寺二月堂
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重要文化財法隆寺礼堂
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インタビュー
研究者になったきっかけ
私は長くゼネコンの構造設計部門で設計の実務に携わってきました。キャリアの前半では、実務中心の業務に従事していましたが、後半になって重要文化財である伝統木造建築の耐震診断・耐震補強業務に関わったことが、研究者を志すきっかけとなりました。伝統木造建築の耐震性を評価する難しさ、文化的価値を損なわずに安全性を向上させる難しさに直面し、これらをより本質的に理解し解決策を探究したいと考えるようになり、社会人として博士課程へ入学しました。博士課程での研究を通して新しい知を生み出す面白さを知るとともに、研究成果を文化財の継承という社会課題の解決に生かしたいという思いが強まりました。また、大学で非常勤講師を務めた経験から、自らが培ってきた専門知識や実務経験を次世代へ伝え、教育へ還元したいと考えるようになったことも、大学で研究・教育に携わる道を志した理由の一つです。