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教員紹介

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栗生 識助教 KURIU Satoru

所属学科
機械工学科
研究室
マイクロ・ナノメカトロニクス研究室(機械情報工学コース)
学位
博士(工学)

経歴概要

2016年3月 明治大学理工学部機械工学科 卒業 2018年3月 東京工業大学工学院機械系機械コース修士課程 修了 2022年3月 東京工業大学工学院機械系ライフエンジニアリングコース博士課程 修了 2022年4月 東京大学生産技術研究所 助教 2026年4月 立命館大学理工学部機械工学科 助教  現在に至る

研究について

研究分野・テーマ

生体臓器の工学技術による模倣と応用、血中がん細胞分離技術の開発

研究キーワード

Organ-on-a-chip、マイクロ流体デバイス、界面工学、流体力学、がん、腸管免疫

研究概要

機械工学というと、ネジや歯車、エンジン、車、飛行機、ロボットなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし近年では、医学・生物学分野の課題解決や、生物の仕組みを機械へ応用する研究など、機械工学の活躍領域は大きく広がっています。 私は、流体力学・材料力学・界面工学といった機械工学を基盤として、細胞や臓器を人工的なデバイス上で培養し、その機能を評価する研究に取り組んでいます。特に生体臓器の機能を模倣した「Organ-on-a-chip」技術や、がん診断・医療応用を目指した微小流体デバイスの開発を進めています。

  • マウスの小腸を流体デバイス化し、腸管の変形運動を模擬した際に発生する流れの観察

  • 転移可能性のあるがん細胞の血液からの分離システム

インタビュー

研究者になったきっかけ

私は修士課程の途中までは普通に就職するつもりでおり、研究者を目指していたわけではありません。しかし、自分のアイデアを形にし、それが実際に動作し、結果につながるという経験を重ねるうちに、次第に研究そのものに魅力を感じるようになりました。また、座学で学んだ知識を実際に応用する面白さや、研究で直面した困難を他分野の知識を学びながら乗り越えていく経験を通じて、「考える力を磨くことで、どのような世界でも楽しみながら挑戦できるのではないか」と感じるようになりました。現在、研究者として日々新しい技術や価値観に触れながら、「なぜだろう」と考え続けることを楽しんでいます。変化が激しく、競争も厳しい時代ではありますが、未知の課題に向き合い、新しい価値を生み出していくことに大きなやりがいを感じています。

受験生へのメッセージ

進路を決めるうえで大切なのは、「自発性」だと思います。そして、その自発性を育てるのは、さまざまな経験ではないでしょうか。そして経験を得る第一歩として、行動することがとても重要です。私の場合、大学2年くらいの時に「自分は将来どうなりたいのだろう」と考えたことをきっかけに、本当に興味のあることへ向き合うようになりました。 大学院や研究者としてのキャリアの中で、多くの留学生や研究者と出会い、研究だけでなく日常生活を通じてもさまざまな価値観に触れてきました。勉強、研究、アルバイト、サークル活動、友人との交流など、一見関係のない経験も、後になって自分の考え方や人生を彩るものだと感じています。 インターネットを通じて知識を得ることは簡単になりましたが、実際に自分で経験することには、それとは比べられない価値があります。そうした経験の積み重ねが、自分自身の意思で進路を選択する力につながるのだと思います。 立命館大学には、そのような経験を積むための良い環境があります。ぜひ勉強だけでなく、サークル活動やアルバイト、人との出会いなど、勇気を出して関わってみてください。

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