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教員紹介

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沼居 貴陽教授 NUMAI Takahiro

所属学科
電気電子工学科
研究室
光量子エレクトロニクス研究室
学位
博士

経歴概要

1983年3月 慶應義塾大学工学部電気工学科 卒業 1985年3月 慶應義塾大学大学院修士課程工学研究科電気工学専攻 修了

研究について

研究分野・テーマ

光と電子の相互作用の工学への応用

研究キーワード

光量子エレクトロニクス

研究概要

担当教員は、本学着任前に日本電気株式会社の研究所で研究していました。そのときに開発した半導体レーザーは量産化され、光ファイバー通信用の光源として、日本縦貫光ファイバーシステムと日米間海底ケーブルシステムで使われています。開発のもとになった理論解析、設計手法、微細工技術を発展させて、ナノ加工技術、半導体レーザー、光ファイバー通信システムの研究をしています。ナノ加工技術としては、従来200℃以上でおこなわれていたインプリントリソグラフィーを室温で実現できる技術を開発しました。半導体レーザーについては、単峰性ビームを保ったまま高光出力化が可能な構造を提案し、シミュレーションをおこなっています。光ファイバー通信については、非線形光学効果によって発生する雑音を低減する方式を提案し、理論解析しています。

  • 室温インプリントリソグラフィー技術によって形成したパターン

インタビュー

研究者になったきっかけ

子供の頃から可愛がってくれた伯父が、大阪大学微生物病研究所で医学の研究をしていました。この叔父に憧れて、子供の頃は、漠然と将来は研究者になりたいと考えていました。高校に進学して物理に興味をもちましたが、物理そのものよりも物理を活かした応用に対して特に強い関心をいだくようになりました。大学に進学して素晴らしい先生方のもとで学問に接するうちに、先生方の足元には及ばずとも何らかの研究に携わることができたらと思うようになり、応用物理系の研究職を志しました。

受験生へのメッセージ

暗記に頼る受験勉強は、大学入試に合格するには手っ取り早い方法かもしれません。しかし、理工系の仕事は、今できていないことをできるようにすることが重要であり、単なる暗記による勉強では歯が立ちません。受験生の間は、すでに答のわかっている問題に取り組んでいるはずですが、卒業研究以降の研究や仕事では、まだ答がわかっていない課題に対して自分で解を見つけることが求められます。このためには、考え抜いて深く理解する習慣を身につけることが肝要でしょう。受験勉強をするときも、暗記だけに頼るのではなく、考える習慣を取り入れてほしいと思います。

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