吉岡 修哉准教授 YOSHIOKA Shuya
- 所属学科
- 機械工学科
- 研究室
- 環境流体工学研究室(機械創成工学コース)
- 学位
- 博士(工学)
経歴概要
1993年3月 慶應義塾大学理工学部機械工学科 卒業 2002年3月 慶應義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程後期課程 修了
研究について
- 研究分野・テーマ
-
流体工学に基づく環境技術の研究
- 研究キーワード
-
流体制御技術、風車技術、微細気泡技術、水処理技術
- 研究概要
-
環境技術の中でも特に、流体工学を応用する技術を研究しています。まず再生可能エネルギーの利用技術として、新しい風車を研究しています。風車のブレード(羽根)は、飛行機の翼と同じでいいのでしょうか?風車は飛行機には見えません。風車を回す、という基本的な性能に特化するブレードの形状を研究しています。 最近は、非常に細かい、直径数十マイクロメートルの微細気泡にも注目しています。この微細気泡は本当に細かく、これが入った水はミルクのように白濁しています。微細気泡には様々な興味深い特徴があります。まず、なかなか浮き上がりません。そして、表面には強い圧力がかかり、強烈に縮もうとする性質もあります。この性質を利用することで水質改善や洗浄ができます。また、薬剤を含む微細気泡を血管の中に注射して、患部まで運搬する技術にも注目しています。
-
惣の関ダム(宮城県)でのフィールド実験
-
学内に設置した垂直軸風車発電設備
-
インタビュー
研究者になったきっかけ
私は大学で流体力学を学び、卒業後に新卒で自動車メーカーに就職しました。そこでは、モノ作りの苦労や重要性がよくわかりました。モノ作りの現場にいても、成果を学会などで発表することもあり、大学の先生などと接する機会はありました。そんな中、「どうして空気は風上から風下へ流れるのか」「なぜ渦ができるのか」「なぜ翼は揚力を生むのか」という基本的な問題にも目が向くようになりました。結果として退職し、大学院に戻って学位取得を目指して研究を始動したことが、研究者となったきっかけです。 これから大学生になる皆さんの中には、研究者にあこがれる方も多いと思います。「なぜ?」と思う気持ちや旺盛な好奇心があれば、あなたはもう研究者です。企業でも大学でも研究機関でも、どこでも研究者になれます。ぜひ、研究者を目指して大学で学んでください。