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教員紹介

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上野 哲教授 UENO Satoshi

所属学科
機械工学科
研究室
制御工学研究室
学位
博士(工学)

経歴概要

1995年3月 茨城大学工学部機械工学科 卒業 1997年3月 茨城大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士前期課程 修了 2000年3月 茨城大学大学院理工学研究科生産科学専攻博士後期課程 修了

研究について

研究分野・テーマ

メカトロニクスを用いた運動と振動の制御

研究キーワード

メカトロニクス、アクチュエータ、センサ、フィードバック制御

研究概要

メカトロニクスとは機械工学,電気工学,情報工学を融合させて、複雑で高度な運動をアクチュエータ、センサ、フィードバック制御を用いて実現するものです。従来の技術では不可能であったことも実現できるようになり、多くの機械分野に応用されています。 我々の研究室ではメカトロニクスを用いて磁気浮上システム、磁気軸受、建物の制震装置や免震装置、またこれらに用いるコントローラ,アクチュエータ,センサの開発などに取り組んでいます。

  • 実験風景

  • 小型磁気軸受を用いた交流モータ

インタビュー

研究者になったきっかけ

小さい頃から機械いじりが大好きで、プラモデルやラジコンカーを作ったり、モーターサイクルや自動車の仕組みを調べたりしていました。その延長で機械工学科に進学し、漠然とエンジニアになりたいと思っていました。 大学院生の時に取り組んだ研究で、理論式の導出から、試験装置の設計・製作などを一貫して行い、自ら導いた理論式と自分で作った装置での実験結果がピッタリと一致したことに面白さを覚え、研究者を目指すようになりました。

受験生へのメッセージ

機械工学は積み重ねの学問です。何十年、何百年も前に生み出されたアイデアが、多くの技術者の創意工夫によって我々の生活に役立つように少しずつ改良されてきています。新しいものを生み出していくためには、自らの創意工夫とともに、数学や物理の原理・原則、先人たちの素晴らしい仕事を勉強していくことも大事です。最先端の技術だけでなく、古く廃れてしまったような技術にも目を向けて学んでいってほしいと思います。

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