2023.10.20 education
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educationのニュース
2023.10.12 education
エグゼクティブレクチャーIの講義をしていただきました。
この科目は、スポーツ健康科学に関わる地域・企業・行政等の第一線で活躍している業界のスペシャリストによる講義を聴き、さらにディスカッションを通して、社会で活躍するための知識、経験、思考を学びます。特徴として、学外から講師を招き、講義内容を踏まえながら、受講生中心の討論形式で行うものとなります。
そして、授業の後半では、機能性表示食品に関する概要説明が小野氏からなされ、次週のグループディスカッションの課題が提出されました。次週の授業も大変楽しみです。
まだ授業はスタートしたばかりですが、今回の両氏の講義は、まさに当該授業が目標とする実社会におけるスポーツ健康科学の役割を知るとともに、その役割を果たすためにスポーツ健康科学の知と智を深化させ、その学修成果を社会に還元するために必要な視座を養う上で、大変有意義なものであったと思います。誠にありがとうございました!!
2023.10.11 education
スポーツマネジメント特殊講義にて小林至客員教授に講義をしていただきました。
小林至客員教授は、プロ野球選手からビジネスの世界へ、さらに研究者の道に進み、その後、ソフトバンクホークスの取締役を務め、そして再び研究者の世界に戻り今日もご活躍中という異色のキャリアの持ち主です。講義の冒頭は、自己紹介としてこうした小林先生のキャリアが語られ、その挑戦心溢れるキャリアは受講生が大いに力づけられる内容でした。
2023.9.27 education
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の易東さんが、同研究科教授 橋本健志先生、博士課程前期課程修了生 杉本岳史さん、博士課程前期課程2回生 松村哲平さんおよび大阪工業大学工学部の研究チームとの共同研究により、共同で取り組まれた研究論文が、2023年9月21日に「Nutrients」へ原著論文として掲載されました。
高齢化社会に突入してから半世紀を超える現在、日本は新生児率の低迷に伴い「超高齢社会」に進んできました。加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)やそれに伴う運動器疾患などは、医療費の負担の増大のみならず、生活の質(QOL)を低下させることが問題となっています。そのため、いかに健康寿命を延伸するかが今後重要な課題であり、サルコペニアのような疾患の予防や健康維持のため、日々の栄養摂取と適切な運動を意識することが重要です。
以前、私たちの研究グループでは、標高4000mほどの南米ペルーに植生するアブラナ科の多年生植物であるマカの筋肥大効果を新規に確認し、そのメカニズムを解明しました。その課題の進展として、マカと運動の併用効果を検証する新たな課題に取り組みました。一般的に細胞レベルで確認された知見の生体応用を実験動物を用いて検討することが知られていますが、最近では動物愛護の観点から、米国環境保護庁が哺乳類の実験使用中止を要望しています。そうした倫理的観点から、本研究は実験動物の代わりに、平面培養筋細胞より生体骨格筋組織の機能・構造に類似した三次元培養筋細胞『以下3D-Engineered Muscle (3D-EM)』を用いて、マカ(栄養)と運動を模倣する電気刺激 (機械的ストレス) の組み合わせが、骨格筋肥大を効果的に促すか、そのメカニズムを含めて明らかにすることを目的としました。
その結果、機械的ストレスと栄養(マカ)の併用によって、筋収縮タンパク質であるミオシンタンパク質(重鎖)の発現量が有意に増加しました。また、ミオシン重鎖にはfastタイプとslowタイプが存在しますが、その両方が増加していました。特に、加齢やサルコペニアではfastタイプの筋線維の萎縮が顕著であるため、機械的ストレスと栄養(マカ)の併用は、サルコペニア予防に有効である可能性が示されました。
2023.09.11 education
本研究科博士課程前期課程修了生の鈴木妙実さんと博士課程後期課程2回生の廣松千愛さんが日本スポーツ栄養学会第9回大会の発表で受賞されました。
2023.08.21 education
医薬基盤・健康・栄養研究所の山田陽介先生に「ヒトの身体・動作・代謝を測る」というタイトルでご講演いただきました
2023.08.03 education
8月5日(土)・8月6日(日)オープンキャンパス開催!
スポーツ健康科学部のオープンキャンパスは、充実の学部施設・設備を公開し、体験企画を実施します。
5~15分程度の企画に複数ご参加いただき、スポーツ健康科学の幅広い領域を体感してください。
教授や先輩学生が企画を多数ご用意してお待ちしていますので、空いている企画から順に回ってください。
その他、学部説明会、AO入試説明会も実施します。
上記のスポーツ健康科学部の各プログラムは予約不要ですが、キャンパス来場に事前申込が必要です。
オープンキャンパス詳細はこちらをご覧ください。
ご参加をお待ちしております!
2023.08.01 education
本研究科博士課程前期課程2回生松村哲平さんの研究が「International Journal of Sport Nutrition & Exercise Metabolism」に原著論文として掲載されることが決定しました。
https://doi.org/10.1123/ijsnem.2023-0061
体重1 kgあたり3~6 mg(mg/kg)の中用量程度のカフェイン摂取は、一時的に様々な運動パフォーマンスを向上させる効果を有します(Matsumura et al. Med Sci Sports Exerc. 2023; Stadheim et al. Med Sci Sports Exerc. 2014; etc.)。その一方、安全面や実用面の観点から、より低用量(0.9~3 mg/kg)のカフェイン摂取の運動パフォーマンス増加効果が議論されています(Grgic. Nutrition. 2022; Spriet. Sports Med. 2014)。より低用量のカフェインの有効性を議論する上で、「より大きい運動パフォーマンス増加効果を得るためには、カフェインの摂取用量を増やす必要があるのか」が重要な観点となります。様々な競技スポーツにおける重要な動作の一つであるアスリートの跳躍パフォーマンスに焦点を当てると、この観点は不明であり、超低用量~中用量を含む広範囲の用量を対象とした比較検討が必要です。
そこで本研究では、超低用量(1 mg/kg)から学術的に効果的とされる中用量程度(3~6 mg/kg)を含む幅広い用量のカフェインの、垂直跳びの跳躍パフォーマンスに対する急性効果を検討しました。その結果、反動動作を伴う垂直跳びであるカウンタームーブメントジャンプにおいて、1 mg/kg、3 mg/kg、6 mg/kgのカフェイン摂取による跳躍高の増加が確認されました。さらに、これらの異なるカフェインの摂取用量間に跳躍高の変化は見られませんでした。これらの結果から、超低用量(1 mg/kg)であっても、カフェインが垂直跳びの跳躍パフォーマンスを向上させ、その向上効果は超低用量~中用量の間で摂取用量に依存しないことが示唆されました。本研究は、跳躍パフォーマンスを向上させるための、安全かつより実用性の高い方略として超低用量のカフェインの応用可能性を示す、学術界と競技スポーツ現場を繋ぐ意義深い知見となります。
2023.07.21 education
「運動処方論」の授業において、川崎医科大学の杉本研先生に「生活習慣病予防と運動 (高血圧・糖尿病・脂質異常症)」についてご講演頂きました。
ご講演ありがとうございました!
2023.07.13 education
永見智行先生に【野球のバイオメカニクス】という内容で研究紹介をしていただきました
2023.07.13 education
スポーツ栄養学の授業にて、管理栄養士の上村香久子氏をお招きし「試合期の食事~管理栄養士からの実践報告~」について特別講義をしていただきました。
2023.07.12 education
スポーツ健康科学研究科の井上 健一郎さんインタビューが本学HPに掲載されました。
スポーツ健康科学研究科の井上 健一郎さんインタビュー~「いつのまにか健康に」をかなえたい~が本学HPに掲載されました。
井上さんは、運動が人体に及ぼす効果とそのメカニズムを日々研究しています。
目指すのは研究の先にある「誰もが無理なく健康になれる社会」の実現。
強い信念をもって、人体の不思議に挑み続ける井上さんに迫ります。
インタビューはこちら
2023.07.12 education
ヤマハ発動機株式会社ランドモビリティ事業本部SPV事業部事業企画部グローバル戦略Gr. 森田愛里氏をお招きし、特別講義をしていただきました。
2023年6月29日(木)、スポーツ健康科学セミナーⅡの授業にて、ヤマハ発動機株式会社ランドモビリティ事業本部SPV事業部事業企画部グローバル戦略Gr. 森田愛里氏をお招きし、特別講義をしていただきました。
まず、ヤマハ発動機の事業内容や概要について紹介していただきました。ヤマハ発動機は、「感動創造企業」を企業目的に掲げ、世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供することを目指しています。ヤマハ発動機は創業以来、ものづくりやサービスを通じて多様な価値の創造を追求し、現在では海外での売上げが全体の9割を占めています。
次に、SPV事業部の事業内容と商品企画業務の経験についてお話しいただいた後、海外事業についてお話しいただきました。森田氏は、大学時代の留学経験を活かし、これまで様々な海外事業に携わってきました。中でも、コロナ渦でのロックダウンによって外出が一切できなかったことや、文化や価値観の異なる人々と一緒に仕事をする大変さなど、海外駐在の経験について紹介いただきました。その中で、文化・価値観の異なる人々と協働するために、相手の興味関心を知り、目指す方向をきちんと言語化することを心がけていると教えていただきました。これは、今後企業活動がますますグローバル化していくことが予想される中で、より重要になってくるスキルであると感じました。
最後に自身の経験から受講生にメッセージを送っていただきました。森田氏は、元々海外で働くことに興味があったそうですが、大学時代にドイツに留学したことをきっかけに海外で仕事をしたいという気持ちがより大きくなり、就職活動では海外に行くチャンスが多そうな企業を探したそうです。こうした経験を踏まえ、「まず目の前のことをやってみること」、「やりたいことを伝え続けること」、「定期的に振り返り・頭の整理の時間を持つこと」の3つのメッセージを受講生に対して送っていただきました。
就職活動や現在の業務について詳しくお話しいただき、商品企画や事業企画の仕事について具体的にイメージを持つことができるとともに、大学生としての過ごし方についてもヒントをいただきました。ご講演ありがとうございました。
2023.07.11 education
2023年7月6日(木)開催のGAT Programキャリア形成セミナーに、米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナーの鈴木拓也さんをお招きしました。
2023年7月6日(木)開催のGlobal Athletic Training (GAT) Programキャリア形成セミナーに、スポーツ健康科学部卒業生であり米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー(BOC-ATC)の鈴木拓也さんをお招きしました。
現在、鈴木さんはアメリカ、カンザス州にあるNeosho County Community College(Community College:短大)にてアシスタント・アスレティックトレーナー、そして助教としてご活躍されています。ヘッド・アスレティックトレーナーの方と共に11のスポーツを担当し、学生アスリートの健康とウェルビーイングの維持・向上に貢献しておられます。加えて, Athletic Training Medial Aids(*アスレティックトレーナーのアシスタントをする学生)の組織の運営管理や、短大の授業にてアスレティックトレーニングを学生に教えていらっしゃいます。
セミナーは前半・後半の2部制で実施し、前半では鈴木さんが本学部在学中に実践されていた英語の学習方法や、勉学に取り組む上でのマインドセットの持ち方・作り方、渡米してからの大学院での生活や、現在の職場でのお仕事内容やアスレティックトレーナーとして必要な要素、そして自分のやりたいことについて見つけ出すためのアドバイス等、多岐にわたるキャリア情報について、鈴木さんの今までの経験を踏まえお話しをしてくださいました。
後半では鈴木さんへの質疑応答の時間を設けました。本セミナーに参加したGAT学生全員からの質問に対して、鈴木さんは分かりやすい例や実体験を用いて、とても丁寧にお答えくださいました。GAT学生達は、鈴木さんからの一つ一つのお話やアドバイスにしっかりと耳を傾け、今後の進路や勉強に対するモチベーションになりました!と大変良い刺激を受けていました。鈴木さん、ご講演ありがとうございました!
2023.07.10 education
藤田聡教授らの研究チームが筋力トレーニングが美肌に貢献することを世界で初めて報告
立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授らの研究チームは、ポーラ化成工業株式会社と共同し、40-50代の女性を対象とした運動介入で、 有酸素性運動と筋力トレーニングの両方が皮膚の弾力性と真皮構造を改善させること、特に筋力トレーニングは真皮の厚みを増加させ、若々しい外見に貢献する可能性があることを世界で初めて明らかにしました。
本研究成果は2023年6月23日22時(日本時間)に、米科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。
詳細はこちら 筋力トレーニングが美肌に貢献することを世界で初めて報告 ~筋力トレーニングによる血中成分の変化が皮膚老化の改善に関与することを解明~ |立命館大学 (ritsumei.ac.jp)
2023.06.30 education
2023年度スポーツ健康科学会総会&『藍星賞』表彰式を開催しました
2023年6月22日、2023年度スポーツ健康科学会総会を開催しました。
今年度11名の学生が学会委員に選出されました。
また、総会の中で、第6回藍星賞の表彰式を執り行いました。
スポーツ健康科学会として「スポーツ健康科学」分野において教育ならびに研究において、顕著な業績・功績をあげた若手を中心とした教職員・学生を顕彰する表彰制度である「藍星賞」について2022年度は下記の4名の方が受賞されました。おめでとうございます。
1. 研究部門 前大純朗さん
2. 研究部門 松村哲平さん
3. 教育部門 松田祐一さん
4. 国際部門 山本和広さん
藍星賞の詳細は学会HPをご覧ください
2023.06.21 education
株式会社日立製作所グローバル知的財産統括本部の小林洋次郎氏をお招きし、「企業知財部」について特別講義をしていただきました。
2023年6月15日(木)、スポーツ健康科学セミナーⅡの授業にて、株式会社日立製作所グローバル知的財産統括本部の小林洋次郎氏をお招きし、「企業知財部」について特別講義をしていただきました。
まず、日立製作所についてお話しいただきました。日立製作所は、優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献することを企業理念に掲げています。現在、「競争」から「協創」へとビジネスモデルを転換し、IT×OT×プロダクトの力で社会イノベーションを起こしています。
次に企業知財部の仕事についてお話しいただきました。企業知財部の仕事の一つに「事業を守る」ことがあります。例えば、研究開発成果をもとに特許を取得し、自社製品を守っています。日立製作所は現在、海外での売り上げが多く、日本だけでなく海外でも多くの特許を取得しています。また、社会イノベーション事業へと会社が大きく舵をきったタイミングで、「競争」から「協創」へのビジネスモデルの転換に合わせて知財戦略をアップデートさせてきました。現在、日立の知財部は「知財をドライバーとしてイノベーションを加速し、事業成長に貢献する」ことをめざして仕事を行っています。
最後にキャリアについてお話しいただきました。小林氏は、大学時代機械工学を専攻されていましたが、大学院では学部とは異なる分野に研究室を変更されていました。変更した理由として、新しいことにたくさん触れることができると考えたからです。新しいことに触れることで、多くの分野を経験することができます。様々な分野に触れることでこれまでの考え方を転換する機会を得ることができ、自身の成長に繋がるとおっしゃっていました。スポーツ健康科学部はマネジメントや教育からなる人文社会科学系と、スポーツ科学や健康運動科学からなる自然科学系の両方を学ぶことができ、文理融合の学部です。人文社会科学系を専攻する学生は自然科学系の授業を、自然科学系を専攻する学生は人文社会科学系の授業を受けることで新しいことに触れることができます。小林氏のお話をうかがい、専門領域だけでなく他分野の知識にも積極的に触れ、様々な分野を経験し考え方を転換する機会を得ることで、自身の成長に繋げることができると感じました。ご講演ありがとうございました。
2023.06.16 education
東北楽天ゴールデンイーグルスのビジネス展開について講義いただきました。
また、講義の最後には、川村朋子さんの実感を交えて、球団職員の仕事について語られ、受講生の関心に応えました。受講生からは質問が相次ぎ、あっという間の90分間でした。
2023.06.14 education
このたび、本学部の山浦 一保教授が執筆に関わった『心理学検定 専門用語&人名辞典』が刊行されました!
『心理学検定 専門用語&人名辞典』の刊行のお報せ
このたび、本学部の山浦 一保教授が執筆に関わった『心理学検定 専門用語&人名辞典』が刊行されました[一般社団法人日本心理学諸学会連合 心理学検定局(編)/実務教育出版]。
-------執筆に関わってのメッセージ-------
心理学に興味を持った方もそうでない方も、心理学の幅広さとそのおもしろさを知るきっかけの一つにしていただきたく、読みやすくわかりやすく編集されました。専門的に学んでおられる方にとっては、心理学の重要な専門用語と研究者の人名を網羅的に調べることができ、心理学検定受検のための準備はもちろん、より深い学習をサポートする辞典として活用いただけます。
※心理学検定(2008年8月~)とは、一般社団法人日本心理学諸学会連合が試験を実施する、信頼性の高い民間の検定試験です。心理学全般について広く学び、基本的な心理学の知識・能力を身につけます。この検定開始の10年後に、公認心理師試験(2018年9月~)が始まりました。公認心理師に必要な25科目の趣旨とかなりよく一致しています。
詳しくは、【公式】心理学検定 (jupaken.jp) をご覧ください。
2023.06.06 education
三井不動産株式会社ソリューションパートナー本部産学連携推進部の丸山裕貴氏をお招きし、「総合デベロッパーの仕事、東京・日本橋にて推進している産業基点の街づくり」について特別講義をしていただきました。
2023年6月1日(木)、スポーツ健康科学セミナーⅡの授業にて、三井不動産株式会社ソリューションパートナー本部産学連携推進部の丸山裕貴氏をお招きし、「総合デベロッパーの仕事、東京・日本橋にて推進している産業基点の街づくり」について特別講義をしていただきました。
まず、総合デベロッパーの仕事についてお話しいただきました。総合デベロッパーは、「企画(用地取得)」「事業(商品企画・事業推進)」「営業(テナントリーシング)」「運営(施設運営・管理)」を中心に、街を構成するさまざまな不動産を幅広く手がけています。オフィスビルだけでなく、ホテル・リゾート、物流施設、スタジアムなどの商業施設、住宅、これらの複数の用途を組み合わせた複合施設を手がけ、総合的な街づくりを行っています。特にプロスポーツチームをもつ地域では、球団や企業と連携し、住民がスポーツと上手く関われるようにマネジメントする必要があります。このような点から「総合デベロッパー」はスポーツと深く関わっています。
次に「総合デベロッパー」として働く上で大切にしていることをお話しいただきました。丸山氏は、仕事をしていく上で同僚、特に同期を大切にしているとおっしゃっていました。どんなに大変な仕事があったとしても同期が支えてくれる、そして同期が困ったときは支えるといった関係性を大事にし、今でも週末は集まりコミュニケーションを取るようにしているそうです。「自分のために努力すること」はもちろん大切ですが「他人のために努力すること」ができなければ社会で活躍することはできないと感じ、社会人として重要なことを知る良いきっかけになりました。
最後にスポーツ健康科学部の受講生に対して大学時代にやっておいた方が良いこと・経験しておいた方が良いことをお話しいただきました。丸山氏は大学時代フットサルサークルに所属しており、その中でチームを統括した経験が社会人としても活きているとおっしゃっていました。また、受講生に対して、「大学時代は、自分がやりたいことを全力でできる最後の期間。部活動やサークル活動、研究、授業、ボランティアなど自分がやりたいことにぜひ邁進してもらいたい。」とメッセージをいただき、大学生活を有意義に送るヒントをいただきました。ご講演ありがとうございました。