私たち衣笠キャンパスのピア・サポーターは、2022年2/24(木)にキャリア企画「人生とは選択の連続である～あなたならどんな選択をする？～」を開催しました。本企画では、進路選択を控える1回生～3回生向けに、進路選択を経験した4回生と修士2回生のピア・サポーター4名がトークを展開していきました。Zoomでの開催となったこともあり、3キャンパスから40名の方にご参加いただけました！
本企画を行った背景は、社会全体で働き方が多様化し、低回生のうちから卒業後の進路について考えていく必要性が高まっているからです。また、進路選択に関する情報が多量化すると同時に、やりたいことが見つからず、理想と現実とのギャップに苦しみ、満足のいく進路選択ができていない学生がいます。SSPは、ピア・サポーターの多様な進路選択実績を踏まえ、自分たちが進路選択するまでの過程を、参加者に伝え、進路選択の先にある、どうやって生きていくのか、どうやって社会と関わりを持つのかを考えてもらうきっかけにして欲しいという想いをもとに、本企画を行いました。
当日は、登壇者がトーク内容の候補をいくつか用意し、参加者の方に投票で選んでもらい、「これからやりたいことをどうやって見つけるか」、「進路選択に有利なスキルや資格」の2つのテーマを取り上げました。企画後に実施した、参加者向けのアンケートでは、「登壇者の等身大の話を聞いて、少し就活のモチベーションが上がった」、「やりたいことやキャリアプラン系の質問が多く、他人はしっかりとプランがあるのに自分は全然ない…と落ち込んでいたので、そうではない人もいると知れて良かった」というコメントをいただきました。
今回の企画を実施したピア・サポーターも、企画について話し合う中で、「自分たちの上手くいった部分だけではなく、悩んだことや迷ったことも伝えたい」「周囲と違ってもいいんだと知ってほしい」との想いを持って、企画を練ってきました。企画後のアンケートのコメントを見て、少しでも参加者の方々に、進路選択のことを考えていくきっかけになったと思っています。衣笠キャンパスのピア・サポーターは初めてキャリア企画に挑戦しましたが、たくさんの方にご参加いただき、進路選択について学生の関心が高まっていることが、改めてわかりました。本企画の中でも、登壇者から「キャリアについて必ず正解の選択はない」と話した場面があったように、キャリアについて考えることに、終わりはおそらくありません。登壇者も当日話していく中で、まだまだ自分たちにも考えるべきことがたくさんあることも再認識しました。
本企画で得た課題や成果をも踏まえ、今後もSSPピア・サポーターの多様性を活かし、参加者と共にキャリアについて一緒に考え、企画に関わる学生がひとりでも多く、自分らしいキャリア選択ができるように、今後も企画について考えていきたいと思います。SSPでは今回の企画のように、初めてとなる企画にも積極的に挑戦していきます。随時SSPのホームページやmanaba+R、Twitterで発信していきますので、チェックしてみてください!