11月18日(土)にSSPピア・サポーターとしてSupporters’ Forum 2022 at Seijo Universityに参加してきました!この記事では後半の分科会について報告します。
SSPピア・サポーターのメンバーは前半のリーダーシップのワークショップから移動し、後半の分科会に参加しました。僕たちが参加した学習・キャリア分科会ではZOOMのブレイクアウト機能を利用し、1グループ8人ほどのグループに分かれ、とある議題について話し合いグループ全員の意志を決定するゲームを行いました。これはグループ全員の合意によって意思決定するいわゆる「コンセンサスゲーム」というものだそうです(僕はコンセンサスゲームという言葉を始めて知りました…)。その議題とは、「宇宙飛行士のあなたは月に不時着、月脱出するなら何を持っていく?」。お題は主催者が設定した「マッチ」「宇宙食」「ロープ」などをはじめとした15個のアイテムのうちから5つを選ぶとしたらどのアイテムを選ぶか、というものです。ゴールとなる味方の宇宙船は自分が不時着した場所の真裏にあるという設定でした。
グループワークはまず個人個人がどのアイテムを選ぶかを考えるところから始まりました。5分ほど経ってグループで各々が何を選んだかを発表へ。ちなみに私は「水」「酸素ボンベ」「宇宙食」「ロープ」「星座表」の5つのアイテムを選びました。自分のチームメンバーはこのような答えを各々出していました。
メンバーそれぞれが自分の選んだアイテムの理由を語るうちに、「自分が母船に向かう」のか「母船のメンバーに不時着したことに気づいてもらい、助けてもらう」のかという2つの視点があることが判明しました。様々話し合った結果、私たちのチームは「自分が母船に向かう」という立場を採用し、5つのアイテムを考えることにしました。しかし議論が白熱する中で制限時間を迎えてしまいました。
コンセンサスゲームを通して、一見関係性がないように見える色々な意見から共通点や相違点を見つけることが合意形成に至るために重要なことではないかと気付かされました。議論の最中でも一歩引いて、マクロな視点から出されたアイデアや意見を捉える…頭ではわかっても、実際にやるのは難しかったです。
僕自身、大学に入学してから他大学の学生と話したことがありませんでした。今回、東京の大学や北海道の大学に通う学生と話せる機会はとても貴重なものでした。立命館のSSPメンバーはオンラインで参加したため、深い交流を持つことは難しかったですが、いつかは対面で参加し他大学の人たちともっと意見を交換してみたいなと感じました。やっぱり、いろんな人と議論するのは楽しいです!
また、今回のオンラインでの交流の難しさに対する気づきをSSPのイベントに生かしたいと思います。今後、ブラッシュアップされたオンライン開催のSSPイベントに是非ご期待ください!
次回は全体を通して私たちが学んだことについての記事をUPするのでお楽しみに!
(報告:SSPピア・サポーター(衣笠)ゆうと)