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開催報告【OIC】なんでも相談会を開催しました!

202557日(水)および8日(木)の3限・4限(13:1016:30)に、OIC SSPピア・サポーターは「なんでも相談会」を開催しました。

OIC SSP ピア・サポーターは大学内の学生から、困りごとなどの相談や質問をGoogleformsにて受け付けています。そのGoogleformsに新学期が始まって1ヶ月がたった5月初旬にも、多くの質問が寄せられていたため、沢山の学生が何かしらの不安を抱え、解消できていないと考えました。この相談会は、そういった新生活・新学期が始まって悩みを抱えていても、その解消ができていない新入生を支援する目的で開催しました。結果として、企画が実施された2日間で 15名の学生が参加してくれました。新入生以外の学生も悩みの相談に来てくれ、学生が抱える多様な悩みが明らかになり、改めて疑問解消の場を設けることの重要性を実感しました。また、OIC SSPピア・サポーターは集団対応型の企画の実施が基本的には約半年に1回のみでした。そのため、時期に合わせて変動する学生のニーズに対応しきれないという課題を抱えていたため、今回の企画は、実施頻度の向上の第一歩となりました!


相談会開催中の様子


本企画は、開催場所を部屋で区切ることなく、開放的な空間での実施になったため、悩みを抱えた学生が相談会を見かけると気軽に相談をしに来てくれました。学生からは授業やアルバイトや就職活動、大学院受験など、幅広い内容で相談が寄せられました。

授業に関しては、期末テストやゼミでの研究のことについての相談が寄せられました。ピア・サポーター個人の経験や考えを元に、相談者と一緒にテストに向けての勉強方法や、研究にまつわるアドバイスをしました。

アルバイトについては、勤務場所・人間関係・業務内容のどれを優先して考えるべきなのかについて質問がありました。ピア・サポーター全員が、それぞれの視点から何を重要視すべきかを共に考えました。

就職活動は、中でもインターンシップに関する悩みを抱えている学生が多かったです。特に、インターンシップに行くべきかどうかを決めあぐねている学生には、ピア・サポーターが業界の説明をしたり、キャリアセンターに繋いだり、就職サイトを見ながら説明をしたりと、具体的な対応をとることができました。

大学院受験の悩みとしては、新入生からは今のうちから大学院受験に向けてできること、4回生からは志望理由書の書き方と研究計画についての質問など、幅広い内容での相談を受けました。本企画とは別に開催していた「なんでも相談会〜心理系大学院入試編〜」で培ったノウハウを踏まえながら、一つ一つの悩みに丁寧に寄り添うことができたと思います。

これらに加えて、留学生を始めとする日本語への不自由さを抱えた学生特有の悩みや、英語の資格勉強の進め方や留学に関すること、プリンターの設定方法、ひいては人生についてなど、日常的なものから壮大なものまで多岐に渡る相談が寄せられました。

企画立案時は、主に悩みを解消しきれていない新入生を対象にしていましたが、蓋を開けてみれば回生を問わず、さらには院生の方まで相談に来てくれました。

 

 そうした学生一人一人に、ピアの経験を交えながら相談に乗ることで、悩みや不安の解消ができたのでは、と思います!
 実際に、企画参加者に回答してもらったアンケートでは、今回の企画で悩みが解決できたと答えてくれた学生がたくさんおり、とても嬉しいです!


企画参加者のアンケートへの回答結果をまとめたグラフ

 

 また、今回の企画はこれまでとは違う実施形態になったため、振り返りについても記載します。
 今回のイベントは、前回実施した「超集中勉強会」と比較して、開催場所や広報方法が大きく異なっていました。
まず、開催場所については、過去の企画を振り返り、相談会の実施場所や様子をより分かりやすくする必要があると感じ、従来の仕切りのある部屋ではなく、学生オフィス前で実施しました。これにより、開放的で誰でも立ち寄りやすい空間を提供することができました。


 広報方法についても、前回開催した「超集中勉強会」のアンケートにてポスターをきっかけに来談した学生が少ないという結果が得られていたため、従来のポスター掲示を行わず、Instagrammanaba+Rでの告知に限定しました。また、企画実施初日の4日前の5/3にインスタグラム、前日の5/6からmanaba+Rで広報を行いました。加えて、企画中の様子はOIC SSPピア・サポーターがInstagramで発信し、学生により分かりやすい形で企画の様子を伝える工夫をしました。

 結果として、Instagramの投稿をきっかけに来談した学生はおらず、SNSでの発信方法やタイミング、ターゲット層へのアプローチの改善が今後の課題として浮き彫りになりました。具体的には、インスタグラムでの広報を行うのであればどの様な情報を載せることで読み手に企画の内容や意図が伝わるのか、企画実施日の何日前に広報を開始するのか、ターゲットとする学生の目を引くような広報はどのようにすれば行えるのかをそれぞれ考えながら広報することが必要であると考えます。中でも、広報開始のタイミングについては、これまでの企画での結果も含めて、媒体を問わず早いタイミングから広報を継続的に行うこと、が何よりも大事だと考えます。この改善により、さらに多くの学生にアプローチできる可能性を広げていきたいです。


 

 一方で、飛び入り参加してくれる学生が非常に多く見られました。このことから、開催場所を開放的なスペースに変更したことが、学生の参加に大きく寄与したと考えられます。

本企画は、これまでの企画を振り返って、開催場所や広報の形態などの改善点を意識しながら行ったもので、良かった点もあれば改善点も多く見つかる内容でした。それぞれについて今後じっくり考えていきます。こうした改善点についてOIC SSPピア・サポーター内で共有・解決しつつ、強みを維持していきながら、学生のニーズに沿った企画の実施をしていきたいと思います!

 

SSPピア・サポーター トニー


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