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開催報告|OIC スキマでスタディ~空きコマに、気軽に立ち寄る勉強ひろば~ を開催しました!

202577()、および8()3限・4(13:1016:30)に、OICピア・サポーターは「スキマでスタディ~空きコマに、気軽に立ち寄る勉強ひろば~」を開催しました!
本企画は、期末試験やレポート提出が迫る時期に不安や焦りを抱える学生に向けて開催されたもので、昼休み後の空きコマの時間に、同じような悩みを持つ学生と気軽に相談し合い、共に課題に取り組むことで、「ひとりじゃない学び」を実感してもらうことを目的としています。
分からないことを抱えたままにせず、仲間と学び合うことで不安を解消し、勉強のハードルを下げることで、学びに対する前向きな一歩を踏み出せる後押しすることを目指しました。

昨年度実施した「超集中勉強会」では、学習に集中できる一方で、雰囲気が硬く企画に参加しづらいというという課題があったと、今回の企画考案段階で挙がりました。そこで今回は「より気軽に参加できる場」を大切にし、会場は出入りのしやすいH2階のCLCを使用しました。飲食も可能な開放的な空間で、参加者がリラックスして学習できる環境を整えました。また、ポスター掲示やmanabaでの広報に加え、春に開催した「なんでも相談会」で新入生から多くのフォローをいただいたInstagramや、多くの人の目につくデジタルサイネージの活用など、広報にも工夫を凝らし、より多くの学生に企画を知ってもらえるよう取り組みました。

(Instagramのストーリー機能でイベント開催を広報する様子)

(広報係が作成した今回の企画のポスター)

当日は、1回生を中心に、学年・学部を問わず最大28名が会場を利用し、そのうち7名がピア・サポーターによる質問対応を受けました。英語の試験対策やレポートのテーマ設定、勉強方法の相談など、内容は多岐にわたりました。例えば、経営学部一回生の学生からは「基礎演習のレポートの進め方を知りたい」、総合心理学部一回生の学生からは「期末テストの対策はしているが、あっているかが不安」といった声がありました。28人いる利用者のうち22人が偶然立ち寄り、そのまま参加しました。企画実施前からCLCにいた学生は実施中にその場に残り、質問してくれることもありました。企画実施後に行ったアンケート結果では、参加者の約半数が「イベント会場にかなり入りやすかった」と回答しており、出入りのしやすい開放的な会場で企画を開催したことが、学生の参加を促すきっかけになったことがうかがえます。またお菓子の持ち込みをOKにしたことにより、SSPらしい柔らかい、相談しやすい雰囲気を出せていたと、イベントに参加したピア・サポーターは感じていました。

(ピア・サポーターに相談する参加者の様子)

企画中、ピア・サポーターは参加者の質問に対応しながら、学部を問わず学生に積極的に声掛けを行ったり、対応する学生がいない場合はA棟までチラシを配りに行くなど、柔軟な対応を行いました。会場が出入りがしやすく、気軽に参加できる雰囲気であったことに加え、ピア・サポーターが親しみやすく質問対応を行ったことで、実施後のアンケートでは約半数の学生が「企画にかなり満足した」と回答しました。学生が気軽に企画に立ち寄り、人に聞けずに抱えていた不安や疑問をピア・サポーターに相談することで解消できたことから、本企画の目的である「ひとりじゃない学び」を実感してもらう、という点を達成できたと感じました。また、「超集中勉強会」で課題になっていた雰囲気が硬く入りづらいという点においても、多くの学生が飛び入りで参加してくれた点から達成できたと考えられます。

一方で、質問者数は7名と少ないことから、昼休み後の時間帯は授業がある学生が多く、ターゲットになりうる学生が参加できていないのではないかという時間設定の課題や、場所を提供しているだけでSSPらしい支援ができていなかったのではという反省もありました。オープンスペースで実施したためその場にいた学生の数自体は多くいましたが、その学生たちをイベント参加者という形で取り込めなかったことも課題です。また今回の企画では広報活動が大幅に遅れ、その結果ポスターとmanabaR以外の広報物は効力を発揮することができませんでした。

今回の企画では、飛び入り参加の学生が大半を占める一方で、過去に「新入生なんでも相談会」に参加した経験がある学生も7名ほど見られました。今後は、過去にSSPのイベントに参加した学生が、「SSP」という単語を目にしただけで気軽に参加できるような工夫が求められると感じました。今回もイベント関係なくCLCで自習していた学生一人一人がSSPの存在を知り、頼れる存在であると認識してくれていれば、より多くの学生に対してサポートができていたと考えられます。

また、より多くの学生の目に企画の存在を認知してもらうためには、ポスターやデジタルサイネージを迅速に掲示することも重要な課題です。実際、多くの学生は自ら声を掛けて相談してくるのではなく、こちらから呼び込みや声掛けをきっかけに具体的な相談をしてくれました。そのため、「ピア・サポーターは話しやすく、頼りになる存在である」という認識を広めていくことが、今後最も大きな課題であると考えます

最新情報は、SSP OIC公式Instagram@ritsumeikan_ssp_oic】で随時発信中!ぜひフォローして、今後のイベントにもご注目ください!

(報告:SSPピア・サポーター(OIC) ゆうり)

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