11月30日(土)に、成城大学にて開催された、「サポーターズフォーラム2019」に立命館大学
からは7団体、SSPピア・サポーターも参加してきました。
このイベントは、大学においてピアサポート活動を行う人たちが、日々の活動をシェアするこ
とで今後の活動に役立てていこうというものであり、19の大学・高校から33団体、総勢約183名
ものサポーターが参加するイベントでした。
開会式では、開催校である成城大学の活動が紹介されました。また、担当の先生からは、
過年度に行われたこのイベントをきっかけに、活動がさらに盛んになった事例の紹介もありました。
開会式が行われると、早速ポスター発表が始まりました。前半45分は私たちSSPの発表です。
SSPの理念や目標をもとに、衣笠・BKC・OICそれぞれの活動内容をお話ししました。
聞いてくださった方からは、「あらゆる学生に対応するプログラムが組まれていて参考になった。」
と言う意見や、「得意分野や、サポーター自身の経験をシェアするというコンセプトは参加者も気軽
に行けそうで良い。」といった意見をいただきました。
後半の発表時間では、法政大学、桜美林大学の方々の発表を伺いました。前者は、プロの講師を招
聘する講演会などを学生自身が企画しておられました。後者は、相談ルームを設けたり、新入生向け
の大学案内冊子の作成を行なったりしておられるということで、自分たちの活動にはない魅力的な部
分をたくさん発見することができました。
ポスター発表に続いて行われた、ワールドカフェ形式のワークショップでは、各団体のサポーターが
混ぜこぜでチームになり、「サポーター活動が社会に出た時、どのように活かせるか」といったお題で
話し合いを進めるといったものでした。
ここでは、さすがみなさん日々サポーター活動を熱心に行っておられるので、積極的に意見をだし、
話している人の意見に丁寧に耳を傾ける姿勢が自然と実践されていました。こうした姿勢をみること
も勉強になるのだと改めて感じました。
そして、私の所属していたグループでは、最終的に「”クッション”のような存在になれる。」と
いうフレーズが出ました。このフレーズには、他者と同じ目線に立って活動をしてきたことで、相
手の悩みや困りごとを少しでも緩和できるという意味や、状況を俯瞰して捉える目線を持ったこと
で、組織において足りない部分を自分が補う行いができるという意味がこめられています。今後も
このような想いを継続して持ち続けていきたいと思いました。
今回のイベントでは、ポスター発表・ワークショップを通じて、自分たちの取り組みの良さや課題
とともに、他大学の団体さんから様々なアイデアのヒントをいただくことができました。また、この
イベント終了後も、他大学のピア・サポーターとも情報共有を行うことができ、我々も次年度に向け
て新たな企画を行っています。
これを機に、3キャンパス全体で、SSPの活動をさらに充実させていきたいです。