京都府決勝は全勝同士の対決。勝てば京都1位として全国大会、
負ければ、滋賀県2位との対戦を経る日程的にも厳しいトーナメントとなる。
試合開始時は曇天なるも、次第に雨が降り始め、気温が下がり始めた。
試合は、同志社国際のオフェンスから開始。立命館ディフェンスに阻まれパント。
返す立命館宇治オフェンスは、ランプレーで揺さぶり1stダウンでゴール間際まで前進。
そして、ランニングバックが左オープンを駆け抜けタッチダウンを獲得。6点を先制する。
陣地を入れ替えた第2Qは、ディフェンスを同志社国際の攻撃をほぼシャットダウンし、オフェンスがさらに追加点を加え、12-0。
このあと、同志社国際オフェンスの投じたスクリーンパスをインターセプトし、敵陣深くからの攻撃権を得た立命館宇治オフェンスは、
ゴール目前まで進むも時間切れ。12-0で折り返す。
後半は立命館宇治のリターンから。しかしリターン中にファンブル、同志社国際にボールを確保され、自陣でのディフェンス。
息を吹き返した同志社国際に、ランプレーで切り込まれ、7点を献上してしまう。12-7。
タッチダウンを奪われれば逆転される点差となった。
前試合につづきボールの確保と潮目が変わった時のチームのまとまりが課題。
その後、均衡状態がしばらく続く。
第4Qになり、立命館宇治は4thダウンでギャンブルを成功させ、ゴール前に進むと、QBが右側オフタックルを走り抜けタッチダウン。
19-7と引き離す。
試合時間が刻々と過ぎていく。
同志社国際はパスプレーを試みるも成功せず。
最後は立命館宇治が時間をコントロールして勝利を獲得した。