■第66回甲子園ボウル(中学招待試合)予選リーグ

高槻中学にタイブレークで敗れる

2011年9月19日(日)第66回甲子園ボウル(中学招待試合)予選リーグが開催され、立命館宇治中学パンサーズは高槻中学と対戦し、第4Q終了時で同点まで持ち込みましたが、タイブレークで接戦をしましたが惜しくも敗れました。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q TB Total
立命館宇治中学
0
0
0
7
0
7
高槻中学
0
7
0
0
7 14

高槻中学はこの春の関西中学選手権の優勝校。春の時点では0-14の完敗だった。それがどこまで差を詰められたのかが問われた試合でもあった。

試合は高槻のキックしから開始。高槻のキックは風にのり大きく流れタッチバック。立命館宇治のオフェンスは20Yから始まった。試合のリズムに乗れないパンサーズは自陣奥深くゴールラインを背にしてのプレーが続き、高槻のオフェンスを凌ぐものの苦しい展開が続いた。第2Qには高槻中学がオープンプレーに展開を始め、得点を獲得。0-7と先制点を奪われた。

後半に入り第3Q。引き続き高槻のオフェンスが止まらず、立命館のゴール間近まで迫るものの立命館宇治のディフェンスが好守を見せ、攻守交代。ここからパンサーズの攻撃が始まる。ショートとロングのパスを通し、前進を開始。第4Qのこり12秒でタッチダウンに成功。7-7と追いつき、観客は歓喜に沸いた。

気持ちは充実した状態でタイブレークに入り、1回目は双方得点できず。2回目の高槻オフェンス。攻め急ぐ高槻は反則による罰退で第4ダウン、ゴールまで25Y地点、パンサーズの強いプレッシャーを受けながら投げたパスが通りタッチダウン。返す攻撃もファーストダウンを獲得し、ゴール前1Yまで進むもゴールラインを割れずに敗北となった。

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まだシーズンは終わっていない

予選リーグは4チームによって構成されており、1位2位のチームが決勝トーナメントへ進出するということになっている。春に存在した大きな差は確実に詰められている。そのことを実感した試合だった。中学生は本当に短時間で大きく成長する。気持ちの持ちようひとつでグンと成長する。仲間のナイスプレーに喜び、そして励まされる。チームのつながりの強さがアメフトの成長の幅を大きくするのだ。予選リーグでは、まだまだ強敵が待っている。相手もまた成長する存在なのだということを忘れてはなるまい。あと二つの試合を勝ち抜き、我々の技をさらに磨くことで、春の王者:高槻中に勝利する可能性を拓こう。

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