■第 40回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会京都府予選

同志社国際に逆転勝利し優勝!

2010年5月9日(日)第40回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会京都府予選が立命館宇治高校グランドで行われ、立命館宇治パンサーズは同志社国際高校ワイルドローバーズと対戦し24-17で逆転勝ちしました。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治高校
7
3
0
14
24
同志社国際高校
0
17
0
0
17

第1Q、立命館宇治は第1シリーズでタッチダウンを獲得して先制点を獲得してリード。第2Qには同志社国際がランプレーを中心にタッチダウンを獲得して7-7の同点に、さらに立命館宇治はゴール前まで進んでキックを成功して3点の追加点を得て、10-7。負けじと同志社国際もゴール前までドライブしていき、キックを決めて10-10と追いつきます。ところが、立命館宇治はキックリターンの最中にファンブルしたボールを同志社がリカバー。同志社国際は敵陣から攻撃をスタートしてタッチダウンへ繋げ、10-17と同志社国際が逆転します。前半終了まで残り時間が僅かのところを立命館宇治オフェンスはゴール間際まで進みますが、タイムアップ。後半へ突入。

第3Qは得点が動かず、力が均衡します。次に得点が動いたのは第4Q。同志社のパントしたボールがゴール前3yまで進み、立命館のオフェンスはゴールラインを背負う形のIフォーメーションからランニングプレーが炸裂。敵陣を突破の97yを走りきりタッチダウン。17-17の同点、振り出しに戻します。このあたりから立命館宇治ディフェンスが同志社国際オフェンスによく反応するようになり、攻守交代して攻撃権をオフェンスに渡すと、勢いを盛り返して得点に繋げ、24-17と逆転に成功。その後、立命館ディフェンスは同志社国際の放ったパスをインターセプトして、最後はオフェンスがランプレーでゴール前まで進み、試合終了。

これにより、立命館宇治パンサーズは5月29日より始まる関西大会に京都府1位として出場します。春の京都優勝は10度目、関西選手権(春期)の出場は9度目となります。(2000年は同率優勝のため出場できませんでした。)なお、今回の関西大会は第40回の記念大会で、京都府から2校が出場することになっており、同志社国際は京都府2位として出場します。京都府を代表する立命館宇治と同志社国際が関西大会で共に勝ち上がり、京都のフットボールの水準の高さを示せるよう頑張りたいと思います。皆様の声援をよろしくお願いします。

この日の試合は立命館宇治の新しく人口芝化されたグランドで初めての試合が行われました。新しいグランドは5yごとに色分けされ、フィールドのラインも美しく敷かれています。人工芝の下には保水性に富んだ材質が敷設されており、温度の上昇を押さえる働きがあるとされています。観客席には卒業生、保護者が集い、大きな声援を送りました。

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