■ NFLフラッグフットボールで関西地区予選

中学パンサーズ

NFLフラッグフットボールで関西地区予選で優勝

前日までの梅雨空が嘘のように晴れ渡った、2007年6月23日(土)NFL関西地区予選が立命館大学びわこ・くさつキャンパスで行われ、立命館宇治中学パンサーズAチームが2年振りの日本大会出場を決めました。

NFLフラッググットボールは6名1チームで構成され、アメリカンフットボールと同様のゲームを気軽に楽しめるように工夫されたスポーツです。アメフトのようなタックルは無く、代わりに体の左右についたフラッグ(ヒモ)を取るとボールデットになりますが、その他はアメフトのルールに近く、パスやランプレーなど、頭脳とチームプレーが要求されます。今年の立命館宇治中では過去最高の7チームが結成され、内部での立宇治予選を勝ち残った4チームが関西大会に出場しました。

今回優勝した立命館宇治Aチームは2年と3年の混成チーム。決勝戦では草津リトルパンサーズと対戦。序盤から立宇治のリードで試合が展開。前半は14−7で折り返し、後半に入ってからもタッチダウンを奪い、ディフェンスも相手のミスを誘う粘りのディフェンスで一度も相手に流れを渡さず、二年振りの日本大会出場権を獲得しました。

Aチーム以外の3チームについても健闘が目立ち、特に1年生Dチームの活躍は目覚ましく、関西大倉Aチームや草津リトルパンサーズBチームを破り、準々決勝まで駒を進めました。また、二年生チーム(Bチーム)と三年生チーム(Cチーム)は、惜しくも一回戦で破れたものの、敗者復活戦で順調に勝ち進み、準々決勝や準決勝にも駒を進めました。

このNFLフラッグには年齢制限があり、アメリカの入学制度の基準に照らして中学三年生は8月以前の誕生日の生徒は出場することができません。出場できない3年生は、各チームのコーチとし一生懸命指導しました。また試合には、沢山の保護者の方々や授業が終わってから1、2年生が駆けつけ、沢山の人の気持ちが大きな声援となり、勝利を呼び寄せることができました。

2年前は惜しくも日本大会決勝で破れ、昨年は関西大会予選落ち。今回、2年ぶりに日本大会出場ですが、この日本大会で、もし優勝すると、アメリカで開催される世界大会に出場することができます。選手たちは、なんとかして日本代表としてアメリカの地を踏みたいと高い意気込みを語っています。

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