■第37回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会

立命館宇治パンサーズ、
大阪産業大附属にも勝利し決勝進出!

2007年6月10日(日)第37回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会準決勝が王子スタジアムで行われ、立命館宇治パンサーズは大阪産業大学附属高校と対戦し、28対14ので勝利しました。次はいよいよ決勝で6月17日王子スタジアムで13:30キックオフ、関西学院高等部と対戦します。

Team
1Q
2Q
3Q
4Q
Total
立命館宇治
7
0
7
14
28
大産大附属
0
7
7
0
14

立命館宇治のリターンで始まった試合は、1Qから動きました。立命館宇治のパントしたボールを大産大附属がこぼし、立命館宇治がそれを押さえ、ゴール前10Yからの攻撃で先制点を上げます。その後は双方攻撃のリズムが形成されないまま第2Qへ。2Qが始まってすぐに雷のため30分間の中断がありました。激しい降雨のため人工芝のグランドは水浸し。靴の中にも水がしみ込んできます。前半残り2分の状況で大産大附属のパワーで押すプレーが止まらず、TDを奪われ、前半は同点で折り返し。

後半の始まり方がゲームの流れを大きく左右する状況。大産大附属のリターンから始まります。ディフェンスが健闘しますが、大産大の攻撃が止まらず大きなゲインを繰り返し、7-14と逆転されます。ここで流れを渡してしまわないところが今年のパンサーズの強いところ。オフェンスはランプレーが決まり、ボール位置を中央付近まで進めます。3Q残り3分で、中央を巧みにつくランプレーで劇的なタッチダウン。再び同点に、大産大を猛追します。ベンチの盛り上がりも最高潮に。その後のディフェンスが早い集散で相手のオフェンスを殆どシャットアウトします。4Qの流れは完全に立命館宇治に。パスとランのコンビネーションでタッチダウンを奪うと、ディフェンスが2度のインターセプトを見せ、それにまたオフェンスが応える形が出来上がり、試合は28対14で終了。

突然の雨にも関わらず、チアリーダの皆さんには最後まで応援をいただき本当にありがとうございました。また、多くの卒業生、保護者の方々にも応援をいただき、大きな力をいただきました。

立命館宇治が大産大附属に勝利したのは非常に大きな意味があります。我々のチームが創部したときよりもずっと前から大産大附属は日本でもトップの力を誇るチームでした。関西の大会に出場すると大産、関倉、関学のいずれかが待っており、これを突破しないと前に進めないというのがここ数年の状況。特に大産大と対戦することが多く、何としても勝ちたい相手の筆頭でした。我々のチームが日本一を目指すということは、すなわちは大産大附属と比肩するチームとなるということを意味し、その意味では大産大附属は必ず超えなければならない大きな壁。今回のように競り合いの中で勝利できたことはチームにとって大きな自信です。

<大産大附属との過去の戦績>
2007年 6月10日 立命館宇治
28-14
大産大附属
2006年11月12日 立命館宇治
13-21
大産大附属
2005年11月3日 立命館宇治
14-48
大産大附属
2005年5月4日 立命館宇治
20-36
大産大附属
2003年11月2日 立命館宇治
28-0
大産大附属 (初の全国大会ベスト4)
2003年6月22日 立命館宇治
0-17
大産大附属
2001年7月8日 立命館宇治
19-14
大産大附属 (グッドウイルボウル)
2001年6月24日 立命館宇治
7-2
大産大附属 (関西大会初優勝)
2000年11月11日 立命館宇治
6-35
大産大附属

そして、次の決勝で対戦する関西学院は、立命館宇治が公式戦でいまだ一度も勝利したことがないチーム。これまでの対戦は二度。一度目は99年に関西大会に初出場したときの2回戦で対戦して敗退。そして二度目は03年のクリスマスボウルをかけた関西決勝で競り合いの末の逆転負け。こちらも超えたい大きな障壁です。チーム全体がひとつになって、はじめて勝利を得ることができる強敵です。

<関西学院との過去の戦績>
2003年11月29日   立命館宇治
6-10
関西学院
1999年6月5日 立命館宇治
0-28
関西学院

念願の日本一に向けてのステップとなるよう、また立命館宇治パンサーズの歴史に残る名勝負になるように応援をよろしくおねがいします。

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