■甲子園ボウル招待試合京阪神リーグ

中学パンサーズ、高槻中学に快勝

2006年11月12日(日)王子スタジアムを会場に甲子園ボウル招待試合京阪神リーグが開催され、立命館宇治は高槻中学と対戦し、34対6で快勝しました。

Team
1Q
2Q
3Q
4Q
total
立命館宇治
0
8
14
12
34
高槻中学
0
0
0
6
6

前の週に啓明学院に僅差で敗れたことを反省し、三年生は髪も短くして気合いを入れ直しました。この日は中央のランプレーを主軸にしてプレーがリズムを生み、そのことがパスプレーの成功にも繋がるものとなりました。第2Qで先制点を上げると、さらに調子が上がり、後半も合わせると5つのタッチダウンを獲得し、ディフェンスも相手のタッチダウンを1つに押さえるなど好守も光り、一週間前とは見違えるようなチームプレーを見せました。

冒頭の写真は前回の試合でうまくプレーできなかった選手が練習で悩み、そのことをみんなで話し合い、今回の試合でパスキャッチを成功しタッチダウンを得たことをメンバー全員で喜び祝福している様子です。一人ひとりの成長を喜び理解し合えるチームに成長できたことが一番の成果です。

試合は勝利しましたが、予選リーグでの勝率が並んだことで抽選となり、残念ながら立命館宇治は決勝リーグにすすむことは出来ませんでした。立命館宇治との試合で成長された分が必ず生きると信じて、啓明、高槻の両チームの健闘を祈ります。

今回の試合を振り返ると、中学生の成長の早さに驚かされます。僅か一週間の期間しかないにも関わらず、自らの経験を振り返り、メンタルの面で大きく変化したことが、そのままチームのプレーとして表面に現れるのです。仲間と指導者を信じることでいくらでも変われる。そのことを証明してくれた学年でした。また、そういう意味で試合を通してお互いのチームが切磋琢磨しながら成長していく機会が非常に大切なことであると改めて思い知りました。関西中学リーグでのこのような機会を与えていただいたことに感謝いたします。

全ての結果が出た後、選手たちはスタンドに向かって深々と頭を下げて、これまでの応援に対する感謝を表明しました。スタンドからは、保護者や友人、先生方が大きな拍手を贈りました。

■10人の中学アメリカンフットボール部2期生

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