● 第三回 早稲田定期戦

 2005年7月30日、早稲田大学高等学院との第3回定期戦が早稲田大学東伏見グランドで行われました。アメリカンフットボールというスポーツを通して、両校の交流を深め、日本を背負う若者の健全な成長を願うという目的において行なわれることになったものです。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q
立命館宇治高等学校 7 6 14 7 34
早稲田大学高等学院 14 6 7 0 27

 試合は早稲田のキックオフで開始。立宇治は2回FD更新した後、スナップミスによって攻撃権を奪われます。早稲田は3プレー目に40ydsのロングパスが成功しTD。0-7と先制されます。続く立宇治の攻撃はFDを取れずにパント。自陣45ydsから早稲田は3プレー目にダイブが抜け、40ydsを独走しTD。6プレーで2TDを奪われる苦しい立ち上がりとなりました。続く立宇治の攻撃はFDを一回更新後、45ydsのロングパスが決まりTD。7-14とします。2Qに入り早稲田はカウンタープレー、ランフェイクパス、QBのスクランブルで前進、最後は7ydsのパスが決まりTD。自陣35ydsからの立宇治の攻撃は要所要所でパスが成功。最後も15ydsのTDパスが成功しますが、キックを失敗し13-20。前半を終了します。

 3Q最初の早稲田はQBサックを受け、FDが取れずパント。対する立宇治はスクリーンから40ydsを独走。キックも成功し、20-20とようやく同点に追いつきます。ところが次の早稲田はランフェイクからのQBのロールパス、ダイブ、カウンターで着実にゲインを重ね、最後はパスが成功した後、タックルをはね飛ばし40ydsを独走し、TD。再び20-27とリードされます。対する立宇治の攻撃はパス、ドロー、スクリーンで前進、最後はダイブでTD。27-27。追いつ追われつの白熱戦に。

 均衡が破れたのは次のシリーズでした。早稲田はパントスナップが乱れ、後方に転がったボールをかろうじてキックしますが、それを立宇治守備がブロック。ボールがエンドゾーンに転がり、それを立宇治が押さえTD。34-27とこの試合初めてのリードを奪います。続く早稲田の攻撃は敵陣25ydsまで攻め込むが最後はインターセプト。そのまま立宇治オフェンスが時間を使い、ゲームオーバー。34-27で立宇治が勝利しました。

 試合後、生徒同士の交歓が行われ、クリスマスボウルで再び対戦することを誓い合いました。
 

 

 

 早稲田大学高等学院の皆様には、試合前日に東京入りした際、早稲田大学キャンパス内でレセプションを開催していただき、生徒同士の交流が和やかに行われました。大変お世話になりました。また、本校保護者の皆様が遠方より多数駆けつけ、盛大な応援をいただきました。本当にありがとうございました。この場をお借りして、感謝申し上げます。

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