2004年7月18日(日) 立命館宇治中学校アメリカンフットボール部は長浜市立南中学校と練習試合を行ないました。立命館宇治中学パンサーズにとっては、この日の試合が初試合。はじめて第四クォータまで通してゲームを行ないました。「PANTHERS」とマークされた新しい白いユニフォームも初めて袖を通した記念すべき日です。

ご存知のとおり、アメリカンフットボールはオフェンスとディフェンス、それにパントキック、リターン、キックオフ、キックリターンの6つのチームから成り立っています。これを1、2年生25人で全てをまかない、限られた時間内に段取りをするといういわば組織戦です。それぞれの選手が複数の役割を理解し、状況に応じて対応することができなければ試合は成立すらしません。この初めての試合では、この点はクリアしました。得点こそ52対0で大きく引き離されましたが、第三クォータまではそれぞれ1QでTD1本ずつに押さえており、はじめての試合にしては大健闘だと評価できるでしょう。

Team
1Q
2Q
3Q
4Q
Total
立命館宇治中学
0
0
0
0
0
長浜市立南中学
8
6
8
30
52

      

チームの課題は第一に「オフェンス力の向上」。いくつかのプレーは成功しますが、続かないためファーストダウンが更新できず、相手のオフェンス時間がどうしても長くなり、ディフェンスが苦しくなってしまいます。第二には「基礎体力の向上」。第四クォータで四つのタッチダウンを奪われてしまいましたが、スタミナ切れの感が強く、集中力が持続しなくなったり、一歩目が出遅れてしまい相手に抜かれてしまうケースが多く見られました。第三には「チーム力の向上」。プレー中に声が止まってしまうことがあります。フィールドの11人がひとつになって、有機的に機能するためには、相手がどんなプレーをしているのか、自分はどうするのか、お互いに知らせ合うことは必要不可欠です。以上3つを今後の教訓として前進していきたいと思っています。

 

▲■▼南中学の皆さんへ

今日はお世話になりました。公式戦直前の貴重な時期に未熟な私たちを相手に試合の時間をとっていただいて本当にありがとうございました。甲子園に向けた戦いでの南中学の皆さんの健闘を期待します。それから山岡様、茂森様をはじめ南中学の方からパンやジュースやアイスなど差し入れをいただきました。おかげで帰りのバスで空腹に泣くこと無く済みました。ありがとうございました。

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