試合は箕面自由学園の攻撃から始まり、パンサーズはその攻撃を止められずにゴールまで押し切られます。返す立命館宇治の攻撃はファーストダウンを重ねるも前進を阻まれパント。第2Qに箕面自由のロングパスで振り切られて2本目のタッチダウン。前半終了間際に立命館宇治はゴール前まで進み、フィールドゴールを狙うもカットされてしまう。前半を0-14で折り返す。
後半になんとか挽回したいが、箕面自由はいきなりオンサイドキックを成功させ、立命館宇治は再びディフェンスから。そのままタッチダウンを奪われ、3ポゼッション差。その後、立命館宇治はビックプレーをしたい気持ちが空回りして、流れを取り戻すことができず、完封を喫した。
今シーズンを振り返れば、コロナ対策で学校がオンライン授業で登校できない期間があり、いきなりシーズンに突入。京都大会も1試合のみ、関西大会は1週毎に強豪との連戦が続いた。選手コーチにとっては厳しいストレスであったが、関西大会で戦ったことから学んだことは大きい。今の自分たちの到達点はまだまだこの程度だということ。対戦した素晴らしい相手チームを秋までにどうしたら超えられるのかを考えることができたこと。今いる地点は低くても一歩ずつ登っていく、そして見違えるチームになって、秋ふたたびこのフィールドに立とう。
