コロナ感染防止のために無観客試合。立命館宇治は後半チョイス。関西大学第一高校からの攻撃を凌いだパンサーズは、オフェンス最初のプレーでいきなりインターセプトをされ、そのままタッチダウンを奪われる。0-7。パスプレーにはインターセプトはつきもの。インターセプトされるのが怖くてはパスはできない。やられてもドンドン投げろ!試合経験が少ない新チームはゲームに乗り切れない様子が続く。立命館宇治ディフェンスが相手のランプレーに対応ができ始めると、オフェンスもパスで揺さぶり前進を始める。第1Qの終了間際にゴールラインを背にした相手のファンブルを奪取。第2Qに流れを掴み、パスからのタッチダウン。7-7。同点ふりだし。
後半は第3Qで得点動かず、ただ関大一高のディレイの反則がリズムを崩したか、立命館宇治の攻撃が第4Qに入り歩みを刻みはじめ、ゴールラインを割りTD。14-7。しかし「勝った」と思った瞬間から「負け」が始まるのがアメフト。まだまだ第4Qは残り5分も残している。今期最強と噂されるカイザースはこれで終われぬと気迫の猛攻。 次々とFDを奪われ、あっというまにゴール前。そのまま走りこまれて同点14-14。残り3分半。立命館宇治の攻撃は続かずパント。返す関大一高の攻撃でファンブル発生。リカバーしたのは白のユニフォーム。フィールドの空気感が大きく変わった。勢いづいたパンサーズはオープンを突くランプレーでゴールまで走りきり、フィールドに歓声。21-14。残り2分半。関大一高オフェンスチームが登場するが、残り時間を意識したのか前進できずに攻守交代。最後40秒を使い切った立命館宇治が勝利を確定した。
次は6月13日、関西学院高等部 vs 南山高等学校の勝者と対戦。