1997年秋季 京都府予選結果
Team | 立命館宇治 | 紫野 | 平安 | 同志社国際 | 戦績 |
立命館宇治 | *** | 14-14 | 20-20 | 48-0 | 1勝2分 |
紫野 | 14-14 | *** | 20-27 | 59-0 | 1勝1敗1分 |
平安 | 20-20 | 27-20 | *** | 28-0 | 2勝1分 |
同志社国際 | 0-48 | 0-59 | 0-28 | *** | 3敗 |
平安高校が全国大会へ出場
【Touch Down誌の記事】
9月21日平安高校と立命館宇治高校が対戦。20-20の引き分けに終わった。平安高校は開始5プレー目にQB長尾からWR山本へロングパスTDで先行したが、その後はシーソーゲームの展開となり、立命館宇治高校に4Q次人30YからのドライブをTDに結びつけられ追いつかれる展開だった。
平安高校に引き分けた立命館宇治高校は、残り試合を全勝すれば平安高校と全国大会出場をかけた抽選に挑む権利を得るが、10月5日に同志社国際高に48-0で完勝し全国大会出場へ望みを残した。
創部3年目にして京都府の強豪に成長しつつある立命館宇治高校だが、プロIとTを併用する攻撃は乱能力に秀でたQB山本とロングパス能力のある松井の2枚看板。得点源となっているのは、エースFBの神林のダイブプレーとTB横山のオフタックル、オープンプレーだ。攻撃ラインはサイズこそ小さいが、G服部を中心にタイミングよいブロックで神林、横山のランを支えている。3-4体型からのリードを基本とする守備は、L山中、吉村、下西、OLB小西、DB中井ら3年生が中心になっているが、「オーソドックスな守備のために、選手一人一人の役割の理解がないと機能しないが夏からある程度メンバーを固定して取り組んだために、理解は深まったと新森監督。今季は大量17名の新入部員を迎えた。「全国大会出場は念願。是非紫野高校に勝って出場権を得たい」と新森監督をはじめ立命館宇治高校は意気込んで10月19日の試合に臨んだが、14-14の引き分け、全国大会にはあと一歩及ばなかった。