■ 第51回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会

大阪産業大附属に敗れる

Ritsumeikan Uji High"Panthers" Lose the Game

2020年11月29日(日)第51回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会準々決勝が開催され、立命館宇治高校パンサーズは大阪府代表の大阪産業大学附属高校ファイティングエンジェルズと対戦。奮闘するも敗れ、クリスマスボウルへの道は閉ざされました。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治高校 Panthers
0
0
0
6
6
大阪産業大学附属高校 Fighting Angels
7
10
0
7
24

立命館宇治が、冒頭より攻めの気持ちでオンサイドキックを狙うも失敗、フィールド中央からのディフェンスで試合が始まった。大産大のオフェンスの巧妙でパワフルなランプレーに翻弄され、第1Q早々にゴールラインを割られ、先制点を与えてしまう。その後の立命館宇治のオフェンスは工夫した体型からパスプレーで前進するも、今一歩。。第2Qに入りディフェンスが対応しはじめ、大産大の攻撃をキック3点に止めるも、オフェンスがリズムに乗れず、第2Q終了間際に追加点を奪われ、0-17。前半残り2分を切る中で、立命館宇治のオフェンスもパスとランを組み合わせ前進を重ね、ゴール間際まで進むも痛恨のインターセプトで攻撃をねじ伏せられる。

後半に入り、互いの様子が見えた段階で、双方が攻撃と守備のせめぎ合いの時間が続き、さらに得点が動いたのは第4Q。ディフェンスのわずかな隙間を大産大のRBにすり抜けられ追加点を奪われ0-24。残り時間8分15秒。これでは終われないと集中力を切らさないオフェンスはパスをつなぎ僅か2分でタッチダウン6点を獲得。リズムが掴めれば得点が可能。しかし残り時間6分17秒。大産大はランプレーで時間を消費。立命館宇治はパスで追加点を狙うもカバーを振り切れず、大産大のオフェンスで試合終了。

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今年度コロナ禍により、春の試合が全て中止となり、どの学校も例年と異なる制限ある状況の中で選手・スタッフ・指導者ができることを考え、チーム作りを行ってきました。関西高校アメリカンフットボール連盟のご努力、保護者のみなさまのご理解により、感染防止の対策を取りながら秋の全国大会が開催できたことに心より感謝します。勝ち負けを超えてチームの到達点が明らかにできたことは、選手・スタッフ・指導者にとって本当に大きなことです。試合をして負けて泣けるほどに頑張った、そんな経験は人生にとってとても大切です。多くの若者にそんな経験をしてほしいし、アメリカンフットボールという競技でライバルと切磋琢磨して成長するチャンスは私たちの宝物なのだと強く感じました。

以上で立命館宇治高校パンサーズの公式戦は全て終了となり、高校三年生は引退となります。応援いただいたみなさんに心より感謝します。そして、立命館宇治パンサーズは今年で創部25年。まだまだ発展途上です。このチームが、母校そして立命館全体を元気付けられるような存在になれるよう、頑張りますので、さらなるご声援・ご支援をお願い申し上げます。

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