■ 第54回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会

大産大附属を破りクリスマスボウル出場へ

Defeated Daisei University Attached to participate in the Christmas Bowl


2023年12月10日、第54回全国高校アメフト選手権関西地区決勝が王子スタジアムを会場に開催され、立命館宇治高校パンサーズは大阪産業大学附属高校ファイティングエンジェルズと対戦。甲子園出場の野球部、吹奏楽部、チアリーダーや多くの級友、保護者の声援を受けて、21-13で勝利し、2年ぶり6度目のクリスマスボウル出場を決めました。
クリスマスボウルは12月24日、横浜スタジアムを会場に関東代表佼成学園高校と対戦。この日は、全国高校駅伝競争大会、中・高吹奏楽部の定期演奏会と立命館宇治中・高のイベントが盛りだくさんです。皆さんで一緒にクリスマスを楽しみましょう。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治高校 Panthers 0 7 7 7 21
大阪産業大学附属高校 Fighting Angels 7 0 0 6 13

試合は立命館宇治のキックオフで始まった。大阪産業大附属の攻撃を立命館宇治ディフェンスは3アンドアウトに仕留める。しかし、立命館宇治のオフェンスもファーストダウンを得られずパント。ゴール前6Yまで返す。ゴールを背にした大産大オフェンスは攻めあぐね、パントを蹴る。しかしこのパントを立命館宇治がファンブル。大産大がボールを確保しフィールド中央から再びディフェンス。チャンスを得た大産大はパスを投じ、一気にタッチダウン。7点を奪われる。

返す立命館宇治のオフェンスはランプレーで中央を突破し、早いタイミングのショートパスで中央に切り込み敵陣へ。最後はタイトエンドへのパスが通してタッチダウンを得て同点。7-7。試合は振り出しに。その後の大産大の攻撃はパスを繰り返し通し、自陣21Yまで進まれるが、ここでパンサーズはインターセプトを決めて、ターンオーバー。危機を脱する。パンサーズオフェンスは大産大のスピードのあるディフェンスに阻まれ、パントで陣地を回復。敵陣38Y。残り2分。大産大はキーマンのQBが仕掛けるが、立命館宇治が機敏に対応してそれを阻止。前半が終了する。

後半立命館宇治の攻撃。このシリーズはオフェンスラインが走路を確保、ランプレーで次々と前進し、最後はスクリーンパスでタッチダウン。14-7と逆転に成功。攻守入れ替わり、大産大のオフェンス。ダブルリバースからのパスを立命館宇治のディフェンスがインターセプトし、攻守交代。自陣30Yからの攻撃。大産大にプレッシャーを掛けられ、パント。大産大は自陣20Yからオフェンス。立命館宇治のディフェンスの反応早く3rdダウン18とロスをさせるが、ロングパスを通され、ゴール前2Yへ持っていかれる。その後、ゴール前のパワープレーで押し込まれ、タッチダウンを奪われる。しかし、大産大のトライフォーキックをパンサーズがブロックして止め、14-13の1点差を守り切る。攻撃権は立命館宇治。オフェンスは敵陣へ切り込みゴール前1Y。立命館宇治はタッチダウンを狙いランプレーを試みるも、大産大の激しいタックルでボールをファンブル。ゴールエリアで大産大に押さえられ、タッチバック。大産大は20Yから攻撃。残り5分。立命館宇治は大産大のパスにプレッシャーをかけ、浮いたボールをインターセプト。敵陣でのターンオーバーに成功する。立命館宇治はランプレーで17Yまで進み、パスインターフェアでゴール前5Y。ランプレーで2Y。最後は左オープンを駆け抜けタッチダウン。21-13。のこり2分50秒。攻撃権は大産大。8点を追う大産大はパスを中心の攻撃。1分20秒で自陣27Yまで進まれる。ここで立命館宇治はQBサックで大きく押し下げる。大産大はパスでタッチダウンを狙うも、これをパンサーズディフェンスが守りきり、残り47秒を立命館宇治オフェンスが費やし、勝利を決めた。

 


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