第11回マリンボウル(中学アメリカンフットボール日本一決定戦)
中学パンサーズ日本一!
JH Panthers National Championship
2024年6月30日(日)中学アメフト日本一を決める第11回マリンボウルが関西学院大学グラウンドを会場に行われ、立命館宇治中学校パンサーズは佼成学園中学校ロータスに28-7で勝利し、中学アメリカンフットボールの頂点に輝いた。
マリンボウルは、関西と関東の中学生のクラブチーム・中学校チームが参加し、関西と関東のそれぞれのトーナメントを勝ち上がったチーム同士が対決し、その頂点を決めるゲーム。今回が11回目。立命館宇治中学校は2015年以来9年ぶり2度目の優勝。
Team | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total |
立命館宇治中学 Panthers | 7 | 6 | 8 | 7 | 28 |
佼成学園中学 Lotus | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
試合は小雨の降る中の対戦となりました。試合は立命館宇治のリターンから開始。パスプレーを中心に左右に展開し、ファーストシリーズでタッチダウンを成功させ、僅か2分半で7-0と先制。その後、ディフェンスチームは佼成ロータスの攻撃を封じるも、オフェンスは僅かなミスで追加点が取れない時間が続く。第2Qに終盤にタイムアウトを使いチャンスを伺うパンサーズ。佼成のファンブルしたボールを押さえ敵陣で攻撃権を得ると、いきなりのタッチダウンパスで追加点を得て、13-0。2ポゼッション差で後半へ折り返す。
第3Qは佼成の攻撃から、ロータスは前半であまりパス見せていたかったパスを投じるも、立命館宇治のDLのプレッシャーを受け、流れたパスをパンサーズがインターセプト、そのままタッチダウンをして21-0。残り時間がジリジリと短くなる。必然的に佼成はパスを多用するようになる。パンサーズはチーム一丸となって止める。それがフィールドポジションに繋がり、敵陣からの攻撃権を奪取する。パンサーズはスクリーンパスでゴールライン手前まで進み、レシーバーが外から中へ切り込むパスで4つ目のタッチダウンを奪う。28-0。一矢報いたい佼成はこの後のシリーズで時間を止めながら、パンサーズディフェンスの間を抜いて前進を重ねる。最後はパスを射抜かれタッチダウンを奪われた。28-7。追い上げを狙うロータスはもちろんオンサイドキック。それをパンサーズが抑えてフィールド中央から攻撃。立命館宇治の攻撃はスナップが乱れるなどして続かずパント。佼成は2本目を狙いパスを投じるも、それをパンサーズディフェンスがインターセプト。あとは時間が無くなり試合が確定。
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