■ 第23回関西中学アメリカンフットボール選手権

啓明学院中に接戦の末敗れる

Lost a Close Match and was Eliminated

2025年5月5日(祝)第23回関西中学アメリカンフットボール選手権トーナメント第二回戦が立命館宇治中高グランドで開催されました。 立命館宇治中学校パンサーズは啓明学院中学SAINTSと対戦し12-14の接戦をものにできず、トーナメント敗退となりました。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治中学 Panthers
0
6
6
0
12
啓明学院中学SAINTS
0
8
0
6
14

啓明学院中学とは、今春の練習試合で大敗している。その差がどれほど埋められたのかが問われるゲーム。 

試合は、啓明のオフェンスから開始した。啓明の第一シリーズはランプレーを止められず、ずるずると自陣まで踏み込まれる。何とか得点を与えずに終えたが、啓明のパントが良く、立命館宇治の攻撃は自陣を背負っての攻撃で3 and out。つぎの啓明オフェンスに立命館宇治のディフェンスが少しずつ対応できはじめる。第2Qに立命館宇治のランプレーで大きく前進し、パンサーズが先制点を奪った。キックは失敗し、6−0。その後負けじと啓明はパスを通して、8点を上げる。6-8。ここで前半をおりかえす。 

後半第3Qには立命館宇治が縦パスを通してそのままタッチダウンで12-8と逆転に成功。しばらく宇治がリードを保ったまま、ゲームが推移する。しかし、試合時間残り2分を超えて、啓明学院が決死のロングパスを成功させ12-14とする。残り時間1分半。点差はキックで逆転できる範囲にある。立命館宇治オフェンスはショートパスとランで少しずつ前進を重ね、最後はロングパスを通し、ゴール前3Yまで進むも、時間切れ。負けが確定した。 

今年のチームはまだまだ始まったばかり。春の試合から成長も見られる。秋のシーズンに向けて、チームとしての総合力をどう高めるかが課題となる。アメフトは複雑なスポーツだ。フィールドにでている11人、それをサポートする人間の全員で戦うスポーツだ。今日は試合で負けたが、全然大丈夫。次は勝てる。いや、正確には、勝てるポテンシャルが十分ある。成長のスピードとアメフトの理解力が君たちの強みだ。

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