■ 第54回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会

昨年王者の追手門を完封

Last year's champion Ote-mon shut out


2025年6月15日、関西アメリカンフットボール選手権準決勝で立命館宇治高等学校Panthersは、追手門学院高校LUMBER JACKSと対戦し、27-0と完封勝利しました。次週6月22日に関西決勝で関西大学第一高等学校と対戦します。


Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治高校 Panthers 0 3 14 10 27
追手門学院高校LUMBER JACKS 0 0 0 0 0

試合は追手門の攻撃から開始。前半我慢比べの様相。双方ディフェンスが奮闘し、相手の攻撃を封鎖。手に汗握る攻防が展開する。前半で得点が動いたのは第2Q残り36秒で立命館宇治が34Yのフィールドゴールの3点だけ。3点などタッチダウン一発でいくらでもひっくり返る。意地と意地のぶつかり合い。勝負は後半に持ち越される。


後半に入り立命館宇治のファーストシリーズはオフェンスラインが機能し、ランプレーが進み、最後は敵陣5Yから右サイドを走り込んでタッチダウンを成功させ10-0。返す追手門の攻撃に、自陣12Yまで踏み込まれるも、相手のタッチダウンを狙うパスをパンサーズDBがインターセプトして危機を脱する。フィールド中央まで戻した立命館宇治は、流れを掴み、パスで大きく進んだ後、ランプレーで切り込み2つ目のタッチダウンを獲得する。17-0。その後、追手門の攻撃をパンサーズディフェンスは迎撃。追手門陣地40Yでのファンブルを立命館宇治が押さえ、ターンオーバー。再び第3Q終了間際に敵陣でのオフェンスが巡る。追手門は追加点を渡さじと必死のディフェンス。それに立命館宇治オフェンスも進めず、第4Qに43Yのフィールドゴールで3点を追加。20-0。続く追手門オフェンスに立命館宇治は守りに入らず、果敢にQBサックを狙うことで、追手門の攻撃を封殺。立命館宇治は時間を使うべくランプレーを繰り返し、敵陣へ。誰もがランプレーで時間を使う作戦だと思う。ところが、残り時間2分に、突然すぎるパスを通して、タッチダウンで27-0。その後、追い縋る追手門の攻撃を食い止め、パンサーズが勝利を確定した。


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