■ 第54回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会

パンサーズが12年ぶり4度目の関西優勝

The Panthers win the Kansai Tournament for the fourth time in 12 years.


6月22日(日)関西高校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦が MKタクシーフィールドEXPOを会場に開催され、 立命館宇治高校PANTHERSは関西大学第一高等学校KAISERSと対戦し、 24-14で勝利し、12年ぶり4度目の関西大会優勝を決めました。 また、最優秀選手賞に立命館宇治から大鹿蓮が選ばれました。 会場はチアリーダー、ブラスバンドのリードで、クラスメイト、保護者の応援で盛り上がりました。


Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治高校 Panthers 7 14 0 3 24
関西大学第一高校 KAISERS 0 7 0 7 14

試合は、立命館宇治のオフェンスから始まり、 パンサーズは第一シリーズでランプレーを中心に5分を費やしドライブを重ね、 タッチダウンで先制。 この後のカイザースの攻撃で投じたパスをパンサーズディフェンスがインターセプトし、 フィールド中央から再びパンサーズが攻撃。 今度は、ランの合間にパスを成功させ、2つ目のタッチダウンで14-0と突き放つ。 攻守入れ替わり関大一高のランプレーで自陣に攻め込まれ、最後はパスを通されて7点を奪われる。 14-7。 残り2分弱の立命館宇治の攻撃は、時間の制約からパスを多用してファーストダウンを重ね、 最後はゴール前10Yからパスでタッチダウン。21-7で前半を折り返す。

 後半はディフェンスから、関大一高の攻撃は3アンドアウト。 パンサーズ、自陣20Yからの攻撃。 時間を6分使い、敵陣25Yまで進みフィールドゴールを狙うも失敗。 返す関大一高の攻撃を敵陣内に止め、30Yからの攻撃。 ランプレーで敵陣12Yまで進み、最後はフィールドゴールで3点を追加。24-7。 3ポゼンション差に。残り7分半。 その後、関大一高の攻撃にランプレーで進まれ、最後のパスでタッチダウンを奪われ、24-14。 残り5分。 関大一高のオンサイドキックはサイドを割り、立命館宇治はフィールド中央からの攻撃。 ゴール前10Yまで進み、最後は時間を消費し、勝利を掴んだ。


試合後のミーティングで横澤校長は、 「この試合会場には、君たちアメリカンフットボール部を含め、 チアリーダー、ブラスバンド、応援生徒で300人を超える。 生徒の4人に1人だ。 そして多くの生徒がライブ配信でも応援している。 このことから分かるのは、 立命館宇治はスポーツ文化で確かに繋がっているということだ。 高校野球の抽選会も今日あった。 アメフト以外のクラブもこの勝利を見て、自分たちもやってやろうと思っているはずだ。 君たちはそうした立命館宇治の一員であることを自覚し、さらに秋の大会を目指して高みを目指してほしい 」とメッセージを送りました。

 


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