■ 第56回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会

接戦を制し、関西決勝へ

Closed out victory over Osaka Sangyo University Fuzoku


2025年11月15日(土) 第56回全国アメリカンフットボール選手権3回戦で立命館宇治高校アメリカンフットボールパンサーズは大阪産業大学附属高校ファイティングエンジェルズと対戦し、17-14で勝利しました。次戦は11月29日(土)万博記念競技場にて関西決勝。追手門学院高校と対戦し、勝者がクリスマスボウルへ出場します。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q Total
立命館宇治高校 Panthers
10
7
0
0
17
大阪産業大学附属高校 Fighting Angels
0
7
0
7
14


試合は、チアリーダー部の応援、多くのクラスメイト、保護者が見守る中、立命館宇治のキックで開始。大阪産業大学附属の攻撃に立命館宇治ディフェンスは対応早く、3アンドアウト。返す立命館宇治オフェンスは、ワイルドキャットを多用し、ゴール前まで進み、キックで3点を先制。3-0。その後のエンジェルズの攻撃で、立命館宇治ディフェンスはインターセプトし、敵陣からの攻撃。パンサーズオフェンスはランプレーでタッチダウン。10-0と引き離す。 


第2Qに入り、大産大附属オフェンスはランプレーで前進を重ねてタッチダウン。10-7と追い縋る。3点差。続く立命館宇治オフェンスはパスで敵陣深く攻め込み、ランプレーでボールを押し込み7点追加。17-7。再び10点差。その後こう着状態が続き、前半終了。


後半に入り、立命館宇治のオフェンスはパント。その後、大産大のオフェンスに進まれるも、ゴール前6Yで、溢れるボールをパンサーズが抑えてターンオーバー。しかし立命館宇治オフェンスは進めずパント。試合はこう着状態。第4Qに入り、大産大オフェンスが溢したボールを抑えて再びターンオーバー。ディフェンスの集中力。オフェンスは進めずパント。その後の大産大オフェンスに攻め込まれ、第4Q残り4分10秒、左サイドを割られてタッチダウンを奪われる。17-14。3点差。 大産大はオンサイドキック。これを立命館宇治が押さえて、攻撃権を得ると、ラン中心の攻撃でダウンを更新。時間を消費。大産大サイドはディフェンスでタイムアウトを使い切り、最後は立命館宇治がニーダウンで時間を進め、3点差を逃げ切った。 


ゲームを振り返れば、立命館宇治は後半得点できず、最初に積み立てた貯金でしのいだ形。誰が見ても力量は互角。激しい攻防は熾烈を極めた。ボールのわずかな動きの違い、走るルートの僅かな差、伸ばした手の角度、そうしたものが結果を変える。試合後にコーチは言った。もしこの試合に負けたとしたら、試合中の何を残念に思うか。今、それをしっかり考えよ。それがこれから2週間の君たちが成長しなければならない課題だ。それを克服することで、我々はまだまだ強くなれる。


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