■ 第13回中学生アメリカンフットボール王者決定戦「マリンボウル」

中学パンサーズ 日本一に

Junior High Panthers Wins the Japan Championship!


2026年6月26日(日)、第13回中学生アメリカンフットボール王者決定戦「マリンボウル」が開催されました。関西代表の立命館宇治中学パンサーズは、関東代表のオービックシーガルズJr.と対戦。29-27の接戦を制し、見事、日本一の栄冠を獲得しました。


Team 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
立命館宇治中学 Panthers 0 7 0 14 8 29
オービック Seagulls Jr. 0 7 0 14 6 27


試合は、シーガルズJr.の攻撃で幕を開けました。サイズの大きいラインと走力に優れたバックスを擁する相手に、序盤は自陣まで攻め込まれる苦しい立ち上がり。しかし、立命館宇治のディフェンスが次第に対応しはじめると試合は均衡し、第1クォーターは0-0で終えます。

第2クォーター、立命館宇治はランプレーを中心に展開すると見せかけ、パスを通して先制のタッチダウンを奪取。7-0とリードします。これに対しシーガルズJr.も、前半終了間際にゴール前へ攻め込み、残り3秒でタッチダウン。7-7と試合を振り出しに戻して前半を終えました。


後半、第3クォーターは双方が決め手を欠き、得点は動きません。迎えた第4クォーター、立命館宇治はランプレーが進みはじめ、ゴール前からのパスを成功させてタッチダウン。再び14-7とリードを奪います。しかしその直後、シーガルズJr.のQBによる巧みなオプションプレーを止められず、14-13と1点差に迫られます。

残り6分半、立命館宇治はランプレーで敵陣へ攻め込むと、最後はレシーバーへのスラントのパスがヒットしてタッチダウン。21-13と引き離します。ところが残り4分、シーガルズJr.のQBに自在にフィールドを進まれてタッチダウンを許し、さらに2点コンバージョンも決められて21-21の同点に。残り1分、立命館宇治はランプレーでフィールド中央まで陣地を戻しますが、得点には至らず第4クォーターが終了。決着がつかないまま、オーバータイムに突入しました。


オーバータイムの1回目は、双方が得点を奪えず無得点。2回目、シーガルズJr.はタッチダウンを奪うもTFP(トライ・フォー・ポイント)を失敗。後攻の立命館宇治はタッチダウンとTFPの両方を成功させ、29-27。劇的な勝利を掴みました。


試合全体を振り返ると、激しい競り合いや不測の事態に心が折れそうになる場面が幾度もありました。それでも選手たちが互いを信じて戦い抜いたことが、何よりの成果です。自分たちよりも体格に勝り、運動能力の高い選手が相手に揃っていても、フットボールはフィールドの11人とサイドラインのメンバー、スタッフ全員の有機的な結束力で勝敗が決まる——そのことを実感できた一戦だったのではないでしょうか。秋に向けて、このチームはさらに強くなります。今後がとても楽しみです。


会場となった関西学院大学第3フィールドは、前日の台風の影響が残り、試合開始時には小雨が降る状況でした。そのような中、多くの保護者の皆様が観客席から熱い声援を送り、選手たちを励ましてくださったことに、心より感謝申し上げます。


 


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