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【IBコース】CASx:小笠原諸島父島での探究研修旅行

IBコースの特別プログラム「CASx」として、小笠原諸島の父島で探究研修旅行を実施しました。今年で4年目を迎えたこのプログラムは、7月10日から7月18日までの8泊9日の日程で行われました。小笠原海洋センターの協力のもと、ウミガメ学習を中心に、小笠原諸島の豊かな自然環境や生物について深く学びました。

父島は、知床、白神山地、屋久島に続き、日本で4番目に世界自然遺産に登録された島です。東京の竹芝ターミナルから船で24時間かけて到着します。生徒たちは、小笠原海洋センターや小笠原世界遺産センター、小笠原ビジターセンターの訪問、ウミガメの調査、森山ツアー、スターウォッチングツアー、シュノーケリング、ドルフィンスイムなど、多岐にわたる活動を通じて、小笠原の生物や植物、環境について学びました。

小笠原海洋センターでは、ウミガメの生態学習や水槽の清掃、甲羅磨き、エサやりといった体験を行いました。昼間は扇浦海岸や小港海岸での陸路調査、夜は大村海岸(前浜)でのナイトパトロールに参加し、南島でもウミガメの調査や生態系について学びました。森山ツアーでは、ガイドとともに「サンクチュアリ」と呼ばれる森林生態系保護地域に入り、小笠原固有の植物を観察しました。また、小笠原世界遺産センターや小笠原ビジターセンターでは、小笠原の固有植物や生物、歴史についての説明を受け、知識を深めました。ドルフィンスイムやシュノーケリングの体験では、目の前で泳ぐイルカや魚に感動しました。

この8泊9日のプログラムを通じて、生徒たちは「自然を守るとはどういうことか」「人と自然が共存するためにはどうしたらよいのか」「小笠原の景観を未来にわたって守るために自分たちができることは何か」を考える貴重な機会を得ました。









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