中学2年 大学生講演(TOK道徳,キャリアアプローチ)
2月3日(月)にTOK道徳の授業として,本校卒業生で経営学部の藤枝樹亜さんにお話をしてもらいました。藤枝さんは,中学1年生のときに車いす生活となり,本校へ編入学してきました。中学では勉強に励み,高校では勉強以外にもスチューデントアンバサダーの活動や生徒会長として生徒会活動に励んできました。高校3年生のときにはTedxYouthWakakusaにも出演しました。大学では学生団体feelを立ち上げ,団体の代表として「バリア体験カフェ」を経営しました。
授業では,藤枝さんのこれまでの人生についてお話をしてもらい,立命館宇治中学校の先輩として,今,中学2年生に伝えたいことを話してもらいました。「自分の殻の破り方」「挑戦の仕方」だけでなく,「何事にもやり遂げるまでは,不可能に見える」「人がすぐに変われる魔法はない」など力強いメッセージを届けてくれました。
2月8日(土)にキャリア教育の授業(キャリアアプローチ)として,本校の卒業生で情報理工学部の小南晃太朗さん,国際関係学部の長谷川実那さん,法学部の天野颯人さん・細川淳之介さん,総合心理学部の児玉粋さんにお話をしてもらいました。中学2年のキャリアアプローチでは,「シゴト☆ジブン発見カード」をつかって仕事について知り,自分のキャリアについて考えた後,夏休みの課題として立命館大学,アジア太平洋大学の学部・学科について,クラスで分担して調べ,発表をしました。今回はその最終章として,実際に大学生活を送ってきた大学4回生にお越しいただき,お話をしてもらいました。大学の授業の内容,留学やクラブの話,先輩として中学2年生に伝えたいことなどをお話ししてくださいました。講演後の個別の質問にも対応してくださり,先輩たちの優しさにも触れることができました。それぞれが個性的な大学生活を送っていることを知り,先輩たちの生き方から今後の自分の8年間を少しだけ想像することができました。4年後から始まる大学生活が楽しみになりました。
1週間で,6名の大学生から生の声を聞くことで,多くのことを学ぶことができました。憧れの先輩達のようになれるように,先輩達をこえられるように,先輩たちのメッセージを活かして,これからの中学校,高校生活を充実させていきたいです。