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【WOW】マサイ族第二夫人・永松真紀さん講演会~私の夫はマサイ戦士~

 11月5日にマサイ族第二夫人・永松真紀さんによる講演会~私の夫はマサイ戦士~を実施しました。


 永松真紀さんは、1996年よりケニアに移住し、2005年4月、伝統的生活を送るマサイの第二夫人となられました。


 今回は、永松さんとリモートで繋ぎ、講演をして頂きました。

 マサイ族は牛、ヤギ、羊など家畜と共に暮らす牧畜民族であること。主食が牛乳で、1日5リットル程飲み、時々牛の血を飲んで栄養を摂取すること。今や携帯電話をほとんどの人が持っていること。男性の仕事と女性の仕事がはっきりと分かれていること。ライオンとどのように闘い、倒すのか。マサイ族は一般的な年齢ではなく、人生を「少年」「青年(戦士時代)」「大人」「長老」の4つの段階に分け、節目には伝統的な儀式を行い、それぞれの世代に即した生き方をしていることなど興味深いお話をたくさん聴くことが出来ました。

 日本とは全く違う文化・習慣のマサイ族のことを知ることができ、とても貴重な時間となりました。


<参加生徒の感想>

 マサイの人たちは、自分の誕生日を知らず、ライオンと平気で戦う、ということが心に残っています。自分の誕生日を知らなかったら、自分が何歳なのかわからないけど、マサイでは人生を4つに分け、それぞれ大体の年齢で決める、ということが面白かったです。ライオンと戦うのは、自分ならとても怖くてできないなと思ったので、すごいなと思いました!


 マサイ族の人たちは主食が牛乳と聞いてとてもびっくりしました。日本の主食は白ご飯などタンパク質なのに牛乳だけで生活していたら、栄養は取れるけれど、満足感がないと私だったら思うからです。


 私は、永松さんのお話を聴いて、やっぱりそれぞれの国や地域で文化や伝統が違うのは素晴らしいことだなと感じました。今回は、マサイ族の一人一人が、それぞれの役割をこなして、マサイ族の一員であることに誇りを持っていることがわかりました。だからこそ、一夫多妻制であっても、協力して生活できるのかなと思いました。なので私も、自分の育った地域に誇りをもち、他の文化にも触れ、誰とでも協力していけるような人になりたいなと思いました。


 私は今まで「マサイ族」という民族名も知らなかったのですが、マサイ族と日本の文化の違いに驚きました。食べ物(主食)も違えば、言語も日本と違って何種類もあることなど、とても興味深かったです。自分が今まで知らなかったことについて知ることができて、よかったです。





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