総会は、生徒会長による「わたしたちには学校を変えていく力があります。一人ひとりが主体的に考えていきましょう」という力強い挨拶から始まりました。続いて、生徒会による活動報告や予算案の提案、各種議案の説明が行われました。今年度の興風祭のテーマ「ダ・カーポ（D.C）」の発表もあり、各企画の紹介を通して、文化祭に向けた期待が高まりました。

日頃から生徒会では「目安箱」を通じて生徒の声を集めており、寄せられた意見のうち、学校との調整が必要な内容については、生徒会役員が窓口となり対応しています。今回はその取り組みの一環として、「空中庭園の床タイル修復」の要望を行い、実現に至りました。さらに、「生徒守則（校則）の在り方」を改めて見つめ直そうという呼びかけもなされ、生徒の関心を集めました。総会後に実施されたアンケートには600件を超える回答が寄せられ、生徒一人ひとりが学校生活を主体的により良くしようとする姿勢が強く感じられました。

今回の総会は、議案書の作成からスライド・アンケートの準備、当日の司会進行まで、すべて生徒会役員の手によって運営されました。限られた時間の中で入念な準備がなされ、総会は円滑に進行し、無事終了しました。

続いて行われた補欠選挙では、立候補者7名が壇上で立会演説を行い、その後、生徒による投票が行われました。選挙を経て、本日より新しいメンバーを迎えた第31期生徒会が始動します。今後も、生徒主体の活動を通じて、「よりよい学校づくり」をめざす取り組みが続いていきます。