挑戦が自信に――28名の成長物語

2025年7月、IMコース2年3組の生徒28名が、1年間のカナダ留学を終え、帰国報告会を実施しました。

 IMコース2-3の生徒たちは、昨年8月から約1年間、カナダ各地にそれぞれ“1人ずつ”異なる現地高校へ派遣され、ホームステイをしながら学びを深めてきました。それぞれがまったく異なる地域・学校・家庭環境の中で生活し、多様な価値観に触れながら、貴重な経験を積んできました。 

本報告会では、生徒一人ひとりがステージに立ち、留学生活で得た気づきや学び、挑戦、そして成長について、すべて英語で力強く発表しました。堂々と自らの体験を語る姿からは、単なる英語力の向上にとどまらず、人間的な成長やたくましさ、そして周囲への感謝の気持ちがひしひしと伝わってきました。 

生徒たちは、日本という慣れ親しんだ環境を離れ、異なる文化や価値観の中で生活し、数々の困難や課題に直面しました。しかし、それらを一つひとつ乗り越えることで、自分自身を深く見つめ直し、大きな自信と成長へとつなげることができました。 また、家族や先生方、現地で出会った人々など、多くの人に支えられて過ごした日々は、生徒たちにとって「当たり前」に対する感謝の心を育む貴重な時間となりました。 

帰国後は、英語による本格的な教科学習（イマージョン授業）が本格的に始まります。今回の留学で得た語学力と経験を生かし、今度は自らが「誰かを支える存在」として、世界と日本をつなぐ架け橋となれるよう、さらなる挑戦と学びを重ねていきます。 温かく応援してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。今後とも、生徒たちの挑戦と成長を見守っていただけますと幸いです。