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【IBコース】高3生によるビジュアルアート展示会を開催しました

8月30日(金)と9月1日(日)、立命館宇治高等学校IBコース3年生のビジュアルアート履修生によるエキシビション(展示会)を開催しました。 絵画、デジタルアート、工芸、立体作品など、多様なジャンルにわたる作品を一人あたり約10点ずつ制作し、それぞれが設定したテーマに基づいて発表しました。


学びの集大成としてのエキシビション

IBディプロマプログラム(IBDP)のビジュアルアートでは、試験の一環として作品を制作するだけでなく、展示会を開くことが義務付けられています。単なる作品発表にとどまらず、

作品を通じて何を主張したいのか

複数の作品をどのようにテーマで統一したのか

制作過程で工夫した点や挑戦したこと

といった内容を、来場者との対話を通して伝えることが求められます。

非言語的なアート表現を、展示会を通じて言語化するこのプロセスは、IB教育の中核である「ATL: Approaches to Learning」の柱の一つであるコミュニケーション能力や創造的思考力の育成を目的としています。


多様な表現にあふれる作品たち

今年の展示会では、テーマや表現手法が非常に多彩でした。 足から木が生える立体作品、生命観を象徴するレリーフ、デジタルとアナログを融合させたアートなど、生徒たちの個性と探究心が反映された作品が並び、来場者を魅了しました。


学年やコースを超えた交流の場に

2日間の展示会には、IBコース生徒だけでなく、中学生から高校生、教職員、保護者まで多くの方々が来場しました。 鑑賞者と出展者との会話を通して、学年やコースを越えた交流が生まれ、互いに学びを深める貴重な機会となりました。


生徒たちの声

「自分の作品を言葉で説明するのは難しかったですが、見てくださる方の反応を直接感じられてうれしかったです。」

「他の生徒の作品やテーマから新しい発想を得ることができました。」


生徒たちは、作品制作だけでなく展示会の企画・運営においても主体的に取り組み、IB教育の醍醐味である「探究し、表現し、共有する」学びを実感することができました。


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