9月5日（金）、本校IBコース2年生による Theory of Knowledge（TOK：知の理論）プラクティス・エキシビション が校内で実施されました。

この活動では、生徒たちが自ら選んだ「実物（Real Objects）」を題材に、多様な「知識に関する問い（Knowledge Questions）」を探究します。TOKで学んだ概念を現実世界と結びつけ、「知識が社会の中でどのように理解され、活用されるのか」を考察することが目的です。

今回は、来年度IBコースの3年次に行う正式なTOKエキシビションに向けた実践の場として位置づけられており、生徒たちはテーマ設定から調査、発表準備まで主体的に取り組みました。当日は、後輩や教員を前に、自分の考えを堂々と発表し、観覧者との質疑応答を通じてさらに理解を深めました。

IBコースのみならず、本校では、学校全体で、こうした探究型学習を通じて、生徒たちが 「自ら問いを立て、考え、表現し、対話する力」 を養うことを重視しています。今回の経験は、来年度の本番に向けた確かな一歩となっただけでなく、今後の学びにも大きな糧となることでしょう。