高校
IBコース1年生「科学イノベーション・プレゼン発表会」を実施
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2025年9月8日(月)、立命館宇治高等学校IBコース1年生による「科学イノベーション・プレゼン発表会」が開催されました。今回のテーマは “Sell us the future”。生徒たちは、革新的な科学技術や未来を変える可能性を秘めた研究を調査し、その魅力を3分間の「エレベーターピッチ」で発表しました。
未来を売り込む!3分間の挑戦
生徒たちは、自ら選んだ現代社会の課題を出発点に、その課題を解決するために開発されている最新の科学技術をリサーチしました。その成果を、
- 一目でわかるインフォグラフィック
- 3分間の熱意あふれるエレベーターピッチ
という形で披露。説得力とインパクトが求められるチャレンジングな課題でしたが、どの発表も高い完成度を誇り、会場を大いに盛り上げました。
多彩なテーマと科学のつながり
発表内容は、未来を切り拓くイノベーションばかり。 例えば、
- ウェアラブルAI
- 宇宙デブリの除去技術
- 人工臓器
- 自己修復コンクリート
- 食べられるプラスチック
- 二酸化炭素回収技術(カーボンキャプチャー)
- 水再生システム
- 大麦を利用した新薬開発
- 水素燃料電池
- LiDAR(ライダー)技術
- 3Dバイオプリンティング
- 海藻由来のウォーターカプセル
など、多岐にわたる最先端の研究テーマが取り上げられました。 さらに、それぞれのイノベーションは「科学の本質(Nature of Science)」の4つの観点 — 科学的探究、科学の理解、科学の客観性、そして科学の人間的側面 — のいずれかに関連付けられており、科学を多面的に捉える姿勢も求められました。
学びの成果とその先へ
生徒たちは、この課題に真剣に取り組みながらも、楽しみながら挑戦しました。評価としても高い成果を残しましたが、それ以上に得たのは、科学的思考力、プレゼンテーション力、そして「未来を想像する力」です。今回の経験は、彼らの学びをさらに深める大きな一歩となったことでしょう。